名曲『渡良瀬橋』の舞台 夕日がきれいな街「足利」できれいじゃない遊里を眺める

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足利市の雪輪町にあったという遊里跡を見たあと、お隣の巴町へ向かった。

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織姫神社にもほど近い場所。県道から脇道へ入ると古ぼけた町並みが迎えてくれた。
結論から言うと、この先でビックリするようなものをいくつも目にすることになる。

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ここは一体…

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どうにも艶っぽい家だなぁと訝しげな視線を投げかけながら歩いたその先に・・

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駐車場があり、前方にはバラック飲み屋が一軒。
誘蛾灯に引き寄せられる虫のごとく、ふらふらと近づいてみる。

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なるほど、これはそそられる。ちょっとお邪魔します。

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道中、隠れ家感半端ないスナックが一軒。そしておもむろに玄関付近を覗き込むと・・

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またしてもカフェーの鑑札。いや、正確には「カフエー」ですが。
これ、栃木県では結構残ってるみたいなんですよね。

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あ、そうそう、今の路地は“ぬけられます”。
抜けた先には別のスナック。どうも同じ建物に二軒のスナックが入居していたようです。
こっちには鑑札はついておらず。

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フレッセイの通りに出る手前。ここに旅館、銭湯、質屋が揃い踏み。
これを見るとここが色街だったことはどうも信ぴょう性が高いのではないかと思えてくる。

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暮れなずむ空に、タイムリミットが近いことを思う。
思えば一年で最も昼間が短い時期である。
もう少し近辺を散策してから締めることにしよう。

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またあった。これだけ残ってるとありがたみもへったくれもないよな・・

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花街にありそうな割烹店があり、その脇に細い路地があることに気づいた。
ぬけられそうな雰囲気だったのでずかずかと入って行く。

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ほう…これはこれは。気になるのでちょっと入口を覗いて見ると・・

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ブフォ( ゚∀゚)、;’.・

これはあかんw
あ、そーそーよーく見てください。ここにもカフェーの鑑札がありました。

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折れた先も強烈な雰囲気。ちなみにこの路地も“ぬけられます”。

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フレッセイ通りに戻ってきた。もうすぐ今日も終わる。
桐生に始まり足利へ。この日は確か合計で軽く10km以上は歩いたんだよなぁ。いくら歩くのが好きだと言ってもちょっとやりすぎた。しかも一眼レフと三脚をかついで。
流石に満身創痍です。

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先ほどの旅館に横にあるのがこちらの「花の湯」さん。
ここで身を清めてから一戦交えに行く好色漢たちも多かったのではないかと思う。

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行きは栃木から両毛線で来たけど、帰りは足利市から東武スカイツリーラインで帰路へ。

織姫神社で見た夕日と、裏山から流れてきた渡良瀬橋のメロディ。
旅先でこれほど幸せな気分に浸れたのもずいぶん久しぶりのことであった。

これが日帰りでは2015年最後のまち歩き。怒涛の一年がようやく終わりを迎えようとしていた。

[訪問日:2015年12月12日]

〒326-0804 栃木県足利市雪輪町


コメント

  1. maru より:

    織姫神社はある意味オタクには聖地だし。
    痛車のイベントありますよ。
    そのあたりは探索したけど、気が付きませんでした。
    薬局は撮影したんですがね。
    カフェの鑑札は謎ですね、、、現役なのかな?

    • machii.narufumi より:

      織姫神社で痛車のイベントですか・・足利が何かのアニメの舞台になったとかでしょうか。
      総じてちょっと分かりづらいところにあるので、奥まで入り込まないと気づかないですよ。無理もないと思います。
      今度足が向いたら是非探索してきてください。

  2. うなぎ より:

    いつも楽しく拝見させて頂いてます。
    先日この雪輪町界隈を散策してまいりました。そして帰って来てからこの記事に気付いたのですが、カフエーの観察、全くチェックしてませんでした。ほぼ同じルートを歩いてたってのに!
    今度からは貴サイトが訪れているか、しっかりチェックしてから行こうと思いますwww

    • machii.narufumi より:

      いつもありがとうございます!
      雪輪町の鑑札はちょっと分かりづらい場所にあるんですよね。機会があればまた訪問してみてください。
      ただ、私の記事も結構古いのでもうなくなってたらすみません…。

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