豊川稲荷の門前町…花街の残照

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豊川稲荷の門前町ともなれば、昔はそれはそれは賑わったことだろうと思う。
人が集まるところに遊里あり。遊郭があったことは前回触れた通りだが、どうやら花街もあったらしい。

というか、この目で見てきたことがまさしくそれを物語っていた。

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あまりの人の多さに辟易し表参道から脇道に入ると、粋な小料理屋があった。

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そこには小料理店の鑑札。

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豊川稲荷の手前で南側へ離脱し、並行する路地へと歩を進める。
こっちは人がほとんど歩いていない…極楽である。一本違うとこうも違うものか。

04

花街があったというのはWebから得た情報で、自分で調べたわけではないことを断っておく。『全国花街めぐり』を見ても豊川の記載はなかったので、大した規模ではなかったのだろう。

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満身創痍なバラック建築を見るとテンションが上がるって人として大丈夫なんだろうか、とか思うときがあるけど、そういうのは気にしたら負けだと思っている。

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前方に三階建ての巨大な建物。これは何かありそうだ。

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玄関には「五月」の屋号。左に視線を移すと・・

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料理店の鑑札。かつては芸妓の出先だったのではなかろうか。
というのも、同じくネットからの情報によるとこのあたりには芸妓置屋が数軒あったという話である。

豊川稲荷に参拝した帰りにここで羽目をはずした旦那衆が昔は大勢いたことであろう。

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その先の細い路地へ。鼻血が出そうなほどの風情である。
なお、このあたりが置屋ゾーンだと言う。至極納得。

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右手には「森川」と書かれた元料理店。

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柱には、まるで塩素で漂白でもされたのかと思うほどに色が抜けてしまった鑑札が残っていた。
早幾星霜…流れた年月を思う。

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路地はゆるやかにカーブを描く。まさしく「狭斜の町」と言うべき雅な趣きを醸し出していた。

13

その近くで見かけたレトロ喫茶。時間があったら珈琲の一杯でもすすって行きたかった…ってこれ毎回言ってるな(笑)
あいにく遠征中は常時カツカツの行程を組むので、呑気に茶をしばいてるヒマなど皆無である。

(2ページ目へ続く)

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コメント

  1. maru より:

    その喫茶店入りました~!
    味、値段も当時としては普通だったような。

    その日の私のル-トは、豊川~豊橋~港陽園~八幡園でした。
    車で一泊です。

    • mast-mo より:

      おぉ入りましたか!

      色街めぐり車中泊とは素晴らしいですね。しかもテッパンコース。
      ちなみに次の記事が豊橋です(ネタバレ)