多治見市『本町オリベストリート』の町並み

岐阜県
この記事は約3分で読めます。

岐阜県東南部。俗に「東濃」と呼ばれる地域に多治見市はある。この地方で生産される美濃焼(多治見市・土岐市・瑞浪市で生産される)の一大産地として知られる町である。

18

「せともの」の瀬戸市も地理的に近く、要するにこのあたりは国内屈指の陶磁器の産地と覚えておけばOK。
そんな多治見にやって来たのはたぶん初めてだと思う。

スポンサーリンク

昔日の繁栄を偲ばせる通り

01

多治見駅から東へ約1km。多治見橋を渡った先の一帯が、「本町オリベストリート」という名の観光名所として整備されている。

02

このエリアは、明治時代~昭和初期にかけて美濃焼の問屋が軒を連ね、文字通り商業の中心として栄えたのだという。
今でも当時の古い蔵や商家が残り、それを活かしたまちづくりが行われている。

03

かつては馬車や大八車で売りに行っていた商人たちも、明治33年に名古屋まで鉄道が開通すると、大きなかばんに見本を詰め込んで全国に売りに行くようになり、この頃からシェアも飛躍的に伸びたそうである。

04

ところで、「オリベ」とは何ぞや?と思われた方もいるかと思う。
古田織部。岐阜出身の戦国武将であり、あの千利休の弟子として茶人でもあった人物である。
江戸時代の一時期に生産された、この織部監修の陶磁器を「織部焼」といい、これは美濃焼の一種として知られている。

で、その織部から名付けられたのがこのオリベストリート。

05

全長約400m。ほぼほぼこの県道66号線に沿って古い建物が点在している。
全体的には陶器店やギャラリーがやはり多く、飲食店もちらほらあると言った感じである。

06

このあともう一ヶ所行くところがあったので端折ってるけど、路地裏にもちょこちょこ古い建物が残っていて、むしろそっちのほうが歩く分には楽しそうな印象であった。

07

あいにく筆者は高そうな陶磁器を見てもまったく心に響かない残念なタイプなので、ショップやギャラリーは鮮やかにスルーさせて頂きました。

08

逆に、陶磁器への造詣が深い方は、ショッピングやお土産選びをはじめ、グルメも含めてかなり楽しめる要素が多いと思う。たぶんゆっくり散策しても1時間ぐらいではないだろうか。

09

なお、毎年4月の第2週(土日)には「たじみ陶器まつり 」なる特売のイベントが催されるようで、全国からなんと15万人もの人が美濃焼を買いに訪れるという。

人混みがカオスなことになるだろうけど、せっかくならこの時期を狙って訪れてみるのも一興かもしれない。

10

あ、もうひとつ付け加えておこう。
陶器の絵付けやモザイクアートの制作ができるいわゆる「体験もの」のラインナップもあるので、ファミリーやカップルでも楽しめそうです。

11

通りにある交番がまったく交番に見えなかった件。

12

交番横の陶磁器ショップ。だいたいこれで半分くらい来たかな。

13

その向かいにある割烹松正。東濃地方の郷土料理を食べたい方はこちらへ。
予約制らしいのでご注意を。

14

このちょっと浮いてる洋風建築はアルティジャーノさんというパン工房。
もうちょっとナチュラルな言い方をすればベーカリーカフェ。

工房って言うとなんかジャムおじさんがパン焼いてそうなイメージだよね(´・ω・`)

15

で、その対面にあるのが「たじみ創造館」。
名前からなんとなく想像つくでしょうけどここが観光案内の拠点。ショップやギャラリーなんかも入ってて色々楽しめるようです。

16

ちなみに、多治見郊外には美濃焼ミュージアムという博物館もあるので興味のある方はオリベストリートと併せて訪れてみるとよろしいかと。

17

【本町オリベストリート】
岐阜県多治見市本町(5丁目周辺)
多治見駅南口から徒歩約10分
クルマの場合は「市役所駐車場」か「多治見橋パーキング」を利用

[訪問日:2016年3月25日]


コメント

  1. maru より:

    なかなか、楽しいそうな町ですね。
    家族旅行にも向いている気がします、、、
    それに、町並みが綺麗だし。

    まあ、われわれは、どこかせつなくて、
    少し汚れている建物に萌えますが、、、(汗)

    • machii.narufumi より:

      大丈夫です、僕もそういう建物のほうが好きなんで(笑)
      たぶんもう予想ついてると思いますが、次の記事はそういうところですよ。

タイトルとURLをコピーしました