おかず横丁・鳥越本通り商盛会

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佐竹商店街を抜け、南へ1分ほど歩くとおかず横丁の入口が見える。

おかず横丁は東西230mの商店街。正式名称を「鳥越本通り商盛会」と言う。
西側なら新御徒町駅、東側なら蔵前駅が最寄りになり、いずれにしても歩けば5分ちょっとと言ったところだろうか。

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戦災を免れた商店街

佐竹商店街同様、明治時代から続く長い歴史を持つ商店街である。元々、東西でふたつに分かれていたのが昭和24年に統合されて今にいたっている。

ただ、佐竹商店街と決定的に違うのが、このおかず横丁がある鳥越地区は戦災を免れており、戦前の建物が今でも比較的よく残っているのだ。

当時この地区には町工場が多く働く女性も多かったため、家事の負担を減らすために惣菜を販売する店が増えていったという。これが「おかず横丁」の名の由来になっているとか。

確かに佐竹商店街では見られなかったような香ばしいバラック建築がちらほら立っている。戦後のような気もするけどこの際そんなのはどっちでもいい。

これは間違いなく戦前だろう、と言う銅板の商店建築。この圧倒的な威容にひれ伏したくなる。

他にもこんな建物があったり。

なんかもう町並みが素晴らしすぎて惣菜とかどうでもよくなってくるよねw
いやいや、町並みを愛でるだけじゃダメですよ。ちゃんとお金を落として商店街に貢献しましょう。

いやぁ、もしこの辺りに住んでたらホント毎日おかずを買いに行きたい。まぁ仕事帰りに寄ってもどこも開いてないだろうけど…

乳飲み子を抱えた若いお母さんとすれ違う。いい光景だなぁ。
若い人に支持されるレトロ商店街。素敵だと思う。

目に見える町並みは素晴らしいけど、やはり戦前の建物は宿命的に老朽化と対峙し、色々苦労が絶えないのだろうと思う。

横丁の脇道は、そのまんまの下町風情が残されている。ふらふらと迷い込んでみたくなるけどそこはぐっと我慢。

黄色いトタン建築。青空との対比のせいか、通りで最も存在感を放っていた。悪いけど戦前の看板建築なんて足元にも及ばないぞこりゃ・・凄まじいクオリティに呆然。

ゴールが見えてきた。結局最初から最後までまったく気が抜けなかった。行けばわかりますがマジですごいです。おかず横丁。

あ、写真撮るのに夢中で結局おかず買わなかった(笑)

すんません、次は絶対買うので今回は勘弁してください・・

[訪問日:2016年4月22日]


コメント

  1. maru より:

    おかしいな、、、ここ見た覚えがない(汗)
    その近辺は、よく歩いたのに、、、

    正月4連発!見応えありました。

    • machii.narufumi より:

      佐竹商店街行っててここ知らないというのはおかしいですね(汗)

      連投になったのはたまたまなんですが、もうすぐあっと驚くことが起こりますよ。乞うご期待!

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