遊郭・赤線跡

京都府

昔遊郭だった「霞月旅館」(京都府舞鶴市)に宿泊してきました

京都の舞鶴市にあった朝代遊郭。 そこには、かつて“霞月楼”という名の妓楼だった、「霞月旅館」があることを紹介した。 そして実は、この日筆者が泊まったのがこの霞月旅館だったりするのである。 奇遇な話もあ...
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京都府

舞鶴色街トリプレット『朝代遊郭』編

福知山と並び、丹後エリアの中核都市という立ち位置の京都府舞鶴市。 明治時代に軍港が置かれ、戦後は引揚港として多くの復員兵を温かく迎え入れた“男のまち”には、かつて遊郭が三ヶ所もあった。 まずはその中の...
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京都府

日本三景のまち「宮津」の遊郭跡を歩く

京都府宮津市。と聞いてもピンと来ない人は少なくない気がする。 では「天橋立」はどうだろう。 そう、この日本三景のひとつ、天橋立があるのが丹後半島の付け根に位置する宮津である。 天橋立は10年前に来たこ...
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京都府

福知山「猪崎新地」を訪ねて ~軍都にあった遊郭跡~

仕事に忙殺されるがまま、いつの間にか年の瀬を迎えてしまったが振り返ると今年も色々な土地を訪ねた。 中でも思い出深かったのが、単車で金沢まで行ったGWの出来事。5日間で1000km弱と、まぁまぁよく走っ...
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大阪府

大阪色街散歩 松島新地周辺の赤線建築を訪ねて

1869(明治2)年開設と、飛田遊郭より長い歴史を持つ松島遊郭(現・松島新地)。 大阪大空襲での焼失により現在の場所へ移転、戦後の赤線時代を経て料亭(料理店)街になった松島新地にも往時を思わせる建物が...
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大阪府

大阪色街散歩 飛田新地周辺の赤線建築を訪ねて

大正時代に開業した飛田遊郭。 戦後の赤線時代を経て現在の料亭街へと姿を変えたことから、界隈には往時を偲ばせる赤線建築がちらほら残っている。 また、新地を取り囲むように青線地帯があったことが知られており...
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大阪府

遊郭に登楼!飛田新地・鯛よし百番で宴会をしてきました

大正時代の1916年に開かれ、今なお現役の遊郭街として君臨する大阪・飛田新地。 その飛田新地の南東に、遊郭時代の建物のままで営業する料亭「鯛よし百番」がある。 1918年竣工。いよいよ100歳を超えた...
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兵庫県

関西屈指の大歓楽街 神戸・福原を歩く

関東を書いたら関西も書かなきゃいけないよね、ということで。 今回は神戸の福原界隈を歩いてきましたという話。 かつて福原遊郭があった福原町。現在は全国を代表する特殊浴場タウンになっている。 場所は、新開...
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広島県

高速おちょろ舟で行こう!木江港日帰りぶらり旅

御手洗があった大崎下島の上にあるのが、造船で成り立つ人口8,000人弱の「大崎上島」。 大崎下島と違い、こちらはどう頑張っても陸路では行けない。一般的には今治か竹原からフェリーに乗ることになるが、大崎...
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広島県

おちょろ舟の里「御手洗」を訪ねて ~風待ちの港に遊女の幻影を見た~

瀬戸内は多島美がいい。 ひょうたん島よろしくぷかぷか浮かぶ島々を見ていると、なんとなくそこに行ってみたくなってくる。 船で行くのは結構大変だけど、中には陸路のみで行ける島もある。 そのひとつが、今回書...
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大阪府

飛田新地の魔法が解ける2日間 ~そうだ 遊郭、行こう~

大正5(1916)年開業の飛田遊郭が前身の、大阪・飛田新地。 以前拙ブログでもレポートを書いたことがあるけど、基本的に写真撮影がご法度な聖域のようなところである。 ところが、この飛田新地では年に2日だ...
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広島県

昔遊郭、今歓楽街。広島、薬研堀界隈を歩く

前回少し触れた通り、一楽旅館があったあたりは昔「東遊郭」という色街だった。 もちろん、東と言うからには広島市内には現在の舟入町あたりに西遊郭もあったんだけど、よくネット上で見かける有名な遺構がなくなっ...
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広島県

泊まれる遊郭…広島・一楽旅館に泊まってきた

旅というものを愛してやまない人間ながら、筆者は宿へのこだわりが実はほとんどない。 そもそも旅の出費が普通の人より多いので、安ければどこでもいい、ぐらいのゆるい感じでいつも決める。 宿ありきだと、行ける...
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広島県

オーシャンビュー遊郭…糸崎松浜リゾートは今

広島シリーズ第4弾は三原市の糸崎にあった遊郭跡。 三原って行く前は名前ぐらいしか知らなかったんだけど、新幹線も止まるし呉線が乗り入れるターミナル駅だし、あのポルノグラフィティの地元、因島行きのフェリー...
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広島県

坂と映画と赤線の町、「尾道」を歩く

尾道と聞いて連想するものはやはりラーメンとしまなみ海道だと思う。 その昔、高速1,000円時代に走ったしまなみ海道。たどり着いた尾道はひどい雨だった。だから思い出と呼べるものはずっと「雨」と「ラーメン...
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広島県

ポニョの舞台へ行って来た。「鞆の浦」で奇跡の町並みを見る

旅の始まりにはおあつらえ向きの行楽日和だった。 瀬戸内のうららかな海風を浴びながら、福山駅から南へ車を走らせる。空気の読めないカーラジオからはユニコーンの「雪が降る町」が流れていた。 “あと何日かで今...
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広島県

遊郭のち赤線のち歓楽街。福山の盛り場を歩く

2016年12月30日 AM8時36分 新大阪から乗り込んだこだま号博多行は、定刻通り降車予定の駅へと滑り込んだ。 新しい旅の幕開けである。 ひとつ前の記事が布石以外の何物でもなかったりする、今回から...
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岡山県

笠岡・伏越遊郭跡 ~栄華と凋落の果てに~

赤線との出会いは1冊の古本だった。あれは確か2011年のことだったと思う。 もちろんそのときはそれがどういうものか理解できなかったが、表紙の写真に写っていた風景、添景の建物は第一印象としてその日を境に...
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鳥取県

鳥取市・聚楽園遊郭跡 ~不夜城になった大名庭園~

昨年末に、鳥取県を三日間かけて回ったときの話をここんとこずっと書いてきたわけなんですが、いよいよ舞台は県庁所在地の鳥取市へ。 米子から鳥取へはコナントレインで移動。 車内で殺人事件が起きるんじゃないか...
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鳥取県

第三の廓。鳥取・倉吉新地を歩く

『第三の男』と言えば、エビスビールでおなじみのイギリス映画の傑作。 正体不明の第三の男が、実は事故死した悪党のハリー本人だったという話。 『第三の廓』とは、歴史上ふたつしかないと思われがちな鳥取県の貸...
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