遊郭跡の見学を終え、その流れで今度は城下町を散策。
伊賀上野の城下町は、ざっくり言うと上野市駅~西大手駅にかけての南側一帯に広がっていて碁盤目状の区画が今もよく残っている。
一乃湯。
昭和25年創業の現役銭湯で、建物自体は大正15(1926)年のもの。
驚くことに登録有形文化財になっている。
400円かぁ。三重って銭湯安いんだな。羨ましい。
自ら「昭和レトロ銭湯」と銘打ってるだけあって、意識的に昭和テイストになってる。
中でもその手のイベントをやってるようでちょっと面白そう。
意外な繋がりが・・
現存する武家屋敷、赤井家住宅。
長屋門が江戸時代で建物は明治時代のものだそう。
この赤井家、なんとあの赤井英和さんと遠い親戚にあたる関係らしい。
町名が「忍町」。いかにも忍者の町、伊賀上野っぽい。
なんかもうその辺に忍者が潜んでてもおかしくないような名前。
油断してたらその辺からうっかり手裏剣でも飛んできそうなレベル。
これとか見た目クオリティ完全に忍者屋敷だよね。
ファッ!?
X JAPANのToshiもビックリするほどの高音域で、脊髄反射的に
ふぉぅあぁっ!!!
みたいな奇声を発してしまった(マジです)この理容店。ゴッテゴテのピンク豆タイルがすげぇ。
赤線跡でもこんな物件なかなかお目にかかれない。
アドレナリン大放出。
今なら原キーでForever Loveが完唱できそうな気がする!(そんなわけがない)
さて、ふざけてないで先へ進もう。まだまだ見どころは多い。
歴史的建造物はそんなに密集してるわけでもないけど、歩いてるとときどき目を見張るようなすごいのが出てくる。
まぁ、個人的には固まってるほうが見やすくていいんだけど…。
広いエリアに点在してるのが一番困る。
しかしこんな歩くならレンタサイクルでも借りればよかった。
ちょっと判断を誤ったかも。
でもチャリだと写真撮りながら移動するのが面倒なんだよな。
格子づくりの町家とか。
虫籠窓の商家とか。
まだまだあります。もうちょっとだけお付き合いください。
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コメント
はじめまして。
レトロな街並に惹かれて辿り着きました。
床屋の写真に高音域を出しているところを見てコメントさせていただこうと思いました。
どこも素晴しいですね。
ボクも娘も古い街並みが好きで写真を撮ったりします。
で、どちらかと言うとこの床屋のようなレトロが好きなんですよね。
ボク達は「ナマレトロ」と呼んでちょっとレトロと分けています。
明確な分けかたはないのですが、保存しようという意図が見えないものという感じでしょうか。
戦前から昭和40年代ころに建てられた建物は妙に意匠や形に凝ってたりして、それが変な話ですが、大事にされていない感じがなんだか懐かしさを覚えるのです。
この床屋のタイル、汚れ具合、テントのよれ具合い、最高ですね。
また寄らせて貰います。
toto4543さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
仰られていること、とてもよくわかります。
保存地区でもない限り、残そうという意志を持つのはなかなか難しいのではと思います。
昭和30~40年代の風景は最近どんどんなくなってますし、基本的に所有者か建物の寿命が来たらそれまでです。
ですので、なるべく多く写真に収めておきたいな、と。
私も遊びに行かせていただきますね。