神戸の商店街はあらかた行ったし、そろそろ大阪だな・・
なんてことを思ったかどうかは定かではないが、昨年6月、今まであまり足が向かなかった大阪の商店街を訪れた。
いわゆる“昭和レトロ”な商店街。神戸も多いけど、感覚値的には数は大阪のほうが全然多いんじゃないかと思っている。
そんなわけで、この日やって来たのは大阪市は東成区。
駅で言うと環状線の森ノ宮が最も近い。
目的地は森ノ宮から10分ほど歩いたところにあった。
中心部から離れるほど、そして駅から離れるほど、大阪にも下町風景がまだまだ残ってるんだなぁ、と感心しながら現地に到着した。
元町銀座街
住宅街のど真ん中に突如現れるアーケード。
傾いた看板には「元町銀座街」、その下に小さく「中道元町商店会」と書かれている。
看板が傾いてるから思わずカメラも傾いてしまったじゃないか。
なるほど、ここは住所が東成区中道なのか。
銀座と言うからにはよほどハイカラな商店街なのだろう。
ハイ・・カ・・ラ?
お、おおう。
そして屋根を見上げてみると、“アーケードの定義”について小一時間ほど問い詰めたくなるような、目を覆いたくなる光景が広がっていた。
とうの昔に廃業した酒屋さん。
路面に当たる陽の光が影を作る。
晴れの日も雨の日も、天気の移ろいを肌で感じることができる…まさに『全天候型アーケード』。
↑今適当に命名しましたw
商店街なのにそもそも商店がほとんどないことがさっきから不安でしょうがなかったんだけど、よかった肉屋さんがやってました。
もう一軒。すごいな、この距離に二軒あるとは。
あとは豆腐屋と文房具屋さんが現役っぽい感じだったんだけど、これじゃ1週間肉しか食べれないじゃないか…。
あ、肉豆腐も作れるか。(同じだろ)
うむ…。見事なまでに屋根がない。
右側も昔は商店があったんだろうなぁ。
ちょこちょこ低層マンションが建ってました。ツマラナイ景観。
やっぱり商店街は縦構図のほうが映えるよね。
文房具屋さん。
危ない頭上注意
斜めった看板の真下には注意喚起を促す文言。
確かにあれが落下してきたらちょっと洒落にならない。
そんな元町銀座街でした。
[訪問日:2019年6月4日]
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