東京を代表する観光名所、柴又帝釈天。
下町風情全開の参道商店街をぶらぶら。
草だんごが評判、寅さんにも登場する「高木屋老舗」。
ここは前回来たときに食べた。
欲張って二本も買ってたんか。
とらやも草だんごのお店。
明治20年、「柴又屋」として創業したこちらも老舗。
ここから先は色んな老舗が並んで食べ歩きや買い物が楽しそうな雰囲気が続きます。
ここでふとした疑問が。
この参道って一体いつどんな風にできたんだろ。
そうなんですよ。実は帝釈天についても何ひとつ知らないし、参道についてもまったくわからない。
せめて人に説明できるぐらいのレベルになりたいので、ちょっと調べてみました。
帝釈天について本気出して調べてみた
まず、帝釈天ですが日蓮宗のお寺で正式な名前は「経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」。
創建されたのは江戸初期の寛永6年(1629年)。
厄除け、病気平癒のご利益がある神様として民衆の絶大な信仰を集め、参道には料理屋や土産物屋ができて門前町として大いに賑わったと。
明治以降も依然として東京の名所だった帝釈天。「男はつらいよ」シリーズのヒットでさらに火がつき、作品が終わった今でも有名な観光スポットとして完全に定着。
という感じらしい。
ふむふむ。
勉強になりました。
ちょうどいい頃合いで帝釈天に到着。
総けやき造りの「二天門」がお出迎え。
境内に入ると、正面に「帝釈堂」。
千鳥破風と唐破風の夢のコラボレーション。
寅さんの産湯として登場する「御神水」。
無病息災や延命に効果があるとされております。
嗚呼…2リットルぐらいがぶ飲みしたい。
矢切の渡し
さて、柴又でもうひとつ有名なのが「矢切の渡し」。
江戸初期から続く、現在都内で唯一残る渡し船。
現在は片道200円で乗船できます。
※これ前回の写真なので、今は変わってるかもしれません。
どうしよう、めっちゃ近代的になってたりして…。
柴又と対岸の矢切(千葉県松戸市)を結ぶ渡し船。
幕府が、両岸に土地を持ってる農民の便宜を図るために設けたのがはじまりなんだけど、今じゃ観光客ぐらいしか乗らないんじゃないかな…。
江戸川の河川敷も今見ると懐かしい。
都内に住んでた頃、篠崎から三郷まで河川敷をサイクリングした思い出の川。(サドルが固すぎて痔になりそうになったw)
帝釈天近くの柴又公園には「寅さん記念館」もあるので、是非セットで足を運んでみてください。
[訪問日:2018年8月26日]
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