町並みの東の外れにある観音寺。
階段を上って振り返ると、そこには最高の景色が待っていた。
うーん、絶景かな。
そう言えば、このとき梅雨真っ盛りだったのに運良く初日と二日目はよく晴れてくれた。(この日の午後から崩れ出して夜には本降りになった)
山の上には鷲羽山ハイランドの観覧車が見えた。
何だろう、この既視感は・・と思ったら、舘山寺温泉から見た浜名湖パルパルに似てるんだ(笑)
分かる人少ないだろうなぁ…
そして東を向くと、四国へと続く壮大な架け橋。
電車で渡ると最高だけど、ここはクルマで渡るのが一番楽しい。
なんせ10kmぐらい絶景が続くから、「海の上の道路」では間違いなくここが日本一だと思う。
ちなみに、個人的な第二位は伊勢湾岸道の名港トリトン。
まぁ、あそこは基本風強いしよそ見したら名古屋港に真っ逆さまだから景色楽しむ余裕なんてまったくないんだけど・・
単車で走って死にかけたことあるし。。
さて、与太話はこれぐらにして、元来た道を戻りましょう。
もうひとつ「四柱神社」なる絶景系スポットがあったけど、もういいや。ひとつで十分。
丸型ポストが似合う町並み。
どうしても二階に目が行ってしまうけど、軒先だって見逃せない。
持ち送りの意匠に刮目せよ。これは・・何かの花?
すごい雑な感想で申し訳ないんだけど、曲線の塩梅がト音記号に似てませんかね。似てませんか、そうですか。
まだかな橋の前を山側へ向かうと、山の斜面に無理やり作った感じの個人的に大好きな町並みがあった。
細い路地に家々が、特に古い木造家屋が密集するいわゆる漁村風景。
今も県内有数の漁港である下津井では、こんな路地裏風景を見ることもできる。
遊郭はどこにあった?
下津井に遊郭があったのは前出の通りだけど、じゃあどこにあったか・・
それは、町並みの西の外れ、祇園神社がある一角だと言われている。
三階建てであること以外、面影はほとんど失われてしまったこちらの建物。
少し引いてこんなアングルから。
実は、「むかし下津井回船問屋」にこの建物と思われる古い写真がある。
見比べてみると、電柱の位置関係を見ても実によく似ている。
こんなところで、下津井の散策を終えようと思う。
今も県内有数の漁港である下津井では、タコやママカリがよく水揚げされるそうだ。
というわけで、お昼はタコ料理専門店の「保乃家(やすのや)」さんに寄った。
クルマじゃなければ日本酒の注文は確実に避けられなかっただろう。
いやはや、実に残念だった。
またいつか・・
[訪問日:2019年6月29日]
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