墨俣は住所的には大垣だが、実のところ飛び地になっていて完全に周囲から孤立している。
もちろんこれは平成の大合併の副作用以外の何物でもない。
しかもその中でも夜城園のあたりは最も端っこで、犀川の向こうは瑞穂市、長良川の向こうは岐阜市と色んな意味で僻地感が満載な立地にある。
では、もうちょっとだけぶらぶらしてみることにしよう。
それにしても暑い日だった。
多治見にまったく引けを取らない暑さを誇る岐阜市で、40℃を叩き出してちょうど世間を騒がせていたときだった。
お、なんだもう一軒あったのか。
と思ったら、さっき裏から見た建物の正面だった。
ここにも料理店。
ずいぶん年季の入った建物だ。
脇道にもう一軒。
これが一番雰囲気あったかな。棕櫚の木がいい味出してますね。
夜城園と並行する、一本南の路地へ。
ここが旧美濃路で、宿場時代の名残が少しだけ残っている。
消えた「さくら湯」
タイルが美しい、墨俣を代表するレトロ建築と言っても過言ではなかった「さくら湯」があった場所。
少し前に解体されたと聞いたけど、この時点で更地になってて家建てる気まんまんだった。。
もう新築建ってますね…。
こちらは墨俣宿脇本陣跡(安藤家)。
「ボランティアの店」って書かれてて何かと思ったら、地元のまちづくり団体がみやげ屋をやってるそうな。
夜城園と墨俣宿の間の路地に、何とも艶っぽいベンガラの建物が。
なんだかんだ見るところはあったのである程度は満足した。
せっかくなので墨俣一夜城にも行ってみた。
秀吉と言えば千成瓢箪。一夜城はそこら中瓢箪だらけだった。。
あとは是非ご自分の目で確かめてください。
これにて墨俣の散策は終了。
もう来ることはないかなぁ…。
なんて言ってる場所に限ってあったりするんだよね。
おしまい。
[訪問日:2019年8月10日]
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