約1ヶ月半の長丁場になりましたが、福岡の旅もようやく今回で最終回。
北九州に始まり、約1週間かけて福岡をぐるりと巡って再び北九州に戻ってきた。
最後の街歩きになったのは八幡東区。JR八幡駅から南へ1kmほどのところにある「祇園町銀天街」。
八幡と言えば、2017年に閉園したスペースワールドが記憶に新しい。
今年の年明けに前を通ったら完全に更地になっていて、つい先日、イオンモールがアウトレットを開業することを発表。
あの広さだからやっぱりか~って感じでした。
さて、というわけで祇園町銀天街参りましょう。
見た感じ、めちゃめちゃ古いわけでもなく、新しいでもなくいい具合にレトロ風味なアーケード。
これまで何度も断って来たけど、シャッター街なのは正月だからです。決して全店廃業してるわけではありません。悪しからず。
この祇園町銀天街は、戦災で焼け残った祇園町筋に商店が集まって発生した商店街で、1960年にアーケードが完成。
八幡製鐵所の社宅も近く、製鉄の好景気に支えられて賑わったそうだ。
商店街は全長250mで、こんな感じの横丁市場がいくつかくっついている。
あいにく中には入れなかったけど、レトロ好きにはたまらない雰囲気のようだ。
で、この祇園町銀天街。たぶん今行っても、もう同じ景色を見ることはできない。
アーケードが撤去されることに
2016年7月に発生した火災が契機となって、2018年の6月に老朽化したアーケードを撤去することが正式に決定。
このときはそれ知らなかったんだけど、後で知って、今年の年明けにふたたび様子を見に行ったら・・まだあった。
「なんだ、まだあるじゃん」とか思ってたら今月、ついに解体工事が始まったそうで。
なので、近いうち青空市場になります。(もうなってるかも)
老朽化って言っても木造でもないし、見た目的にはそこまでヤバそうな感じはしなかったんですけどね。いい雰囲気だったのに残念。
こういうブルーチップみたいなやつ、古い商店街だとたまに見かけるなぁ。
そう言えば、ブルーチップってまだ現役なんですよね。
もう滅びたと思ってたから、これ最近知って普通にビックリした。
老朽化、高齢化で空き店舗もちょこちょこ増えてきてるそうな。
そこに追い打ちをかけるアーケードの撤去。
今度どうなっちゃうんだろうね。
靴屋と錆びたシャッター。
最後にこのときの旅を振り返ってみると、ブログ開設してから福岡を集中的に歩くのが初めてだったこともあって、欲張ってかなり無理な行程を組んでしまった。
そうなると記事書くのもしんどくなるし、福岡に縁もゆかりもない人からしたら福岡の記事連投されたところでつらみしかないだろうし、色々と反省点もありました。
というわけで、よ~~やく福岡編完結です。お付き合いいただきありがとうございました。
[訪問日:2019年1月3日]
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