その名前、明快につき。柳井市『新天地』を歩く

山口県
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山口県の南東にある柳井市。
瀬戸内海に面した交通の要衝の町で、駅の近くには「白壁」の名で知られる有名な古い町並みがある。

そして、そこから東へ15分ほど歩いた場所には、かつて遊郭があった。

昭和5年の『全国遊廓案内』には「柳井町遊廓」で記述がある。

柳井町字石原に在って、山陽本線の柳井津駅から東北へ約10丁(中略)
貸座敷は目下十六軒あって娼妓は約八十人居る。

石原遊廓とも言ったそうで、住所で言うと現在の「東土手」付近にあたる。
地図を見ると不自然に広い幅員の道がある。おそらくここであろう。

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新天地

が、ここにはもう名残はないらしいので行かなかった。
それよりも気になるのが、ここのすぐ西側に「新天地」という直球ど真ん中な地名があることだ。

歴史はさっぱり判らないが、どうも赤線的なところからそのままスナック街になったのではというような感じだった。

柳井に着いて、白壁を散策していた頃から雨が降り出してしまい、その後駅に戻るまでずっと降り続いてかなりキツかった。

さて、ここが新天地である。

遊郭が微妙に移転したのか、外郭的な位置にあった飲食街のようなところが赤線化したのか、はたまた全然違う理由なのか。

いかんせんよくわからないが、まったく関係なかったとは言えない雰囲気だけはビシビシと漂っている。

そんな新天地はそこそこ広いが、盛り場となっているのは番地で言うと3~6あたりとなる。

なぜ手書きなのか。。

電柱にも「新天地」の文字が踊る。
昔から地名が変わっていないのだろうか。

おや、右側に豆タイルの円柱が・・

これは・・元カフェーなのかな。

この空き地には何が建っていたのだろうか。

ファサードの意匠が可愛らしい。

路地裏の水たまり。

スナックとスタンドバーばかり。

新天地のお姫様。

よかった。ギリギリ18歳以上だった(ぇ

新天地から駅へ向かう道沿いにもちょっとあった。

あとこれ。どう見ても廃業してるんだけど

こんなん残っとった。

ネタがあまりなくて、、散文的な内容になってしまい申し訳ない。

柳井の新天地。
山口方面に足を運ぶ機会があれば立ち寄ってみては。

[訪問日:2017年8月16日]


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