伊賀上野の発展の歴史は、江戸時代に“築城職人”として知られる藤堂高虎が築いた(厳密に言えば改修)ところから始まる。
ちなみに、伊賀忍者の歴史はもっと古く、鎌倉時代にその起源があるという説が一般的なんだそう。
こちらの「栄楽館」は江戸時代後期のもので、明治以降は料亭として長く使われていた建物。
入交家住宅
入交家(いりまじりけ)住宅。
こちらも江戸時代の武家屋敷で中を見学できる。
入ってみたかったけどタイムリミットが近そうだったのでやめておいた。
こちらの「栄玉亭」は、100年以上続く老舗の鰻料理屋さん。
入口には料理店の鑑札。
ところでタイムリミットとは何ぞやという話で、実はちょっと前からゴロゴロと遠雷が聞こえてきてて「んん?」と…
ま、夏に山のほうに来たら雷ぐらい鳴るよね、、ははは、と何気なくスマホで雨雲レーダーを見てみたところ・・
ゲリラ豪雨待ったなしの、ヤバすぎる雨雲が一直線にこっちに向かってきてました
(色で言うと黄色とか赤ぐらいのやつ)
やべぇ…詰んだorz
この写真の奥のほうが雨雲方面。
見るからに不穏な色してるでしょ。
というわけで、残りは駆け足で。。
これも江戸時代かな。
それにしても、ここまで歴史的建造物が残ってるなんてまったく思ってなかった。
っていうか城と忍者博物館のイメージしかなかった。
伊賀上野・・いい意味で期待を裏切られた感じ。
ちなみに城は、このあとくらったゲリラ豪雨のせいで見れずじまい。
もう十分歩いたしいいよね、と自分を納得させて帰路につきました。
上野市駅前にはなぜか鉄郎とメーテルのブロンズ像。
これは、銀河鉄道999の作者、松本零士氏が伊賀鉄道のラッピング列車をデザインしたから、という由縁だそうな。
ここ伊賀上野が、この日最後のまち歩き。
このあと、かわいい銀河鉄道に乗って帰路についた。
伊賀上野城は、いつか機会があれば上ってみたい。
[訪問日:2017年7月17日]
コメント
はじめまして。
レトロな街並に惹かれて辿り着きました。
床屋の写真に高音域を出しているところを見てコメントさせていただこうと思いました。
どこも素晴しいですね。
ボクも娘も古い街並みが好きで写真を撮ったりします。
で、どちらかと言うとこの床屋のようなレトロが好きなんですよね。
ボク達は「ナマレトロ」と呼んでちょっとレトロと分けています。
明確な分けかたはないのですが、保存しようという意図が見えないものという感じでしょうか。
戦前から昭和40年代ころに建てられた建物は妙に意匠や形に凝ってたりして、それが変な話ですが、大事にされていない感じがなんだか懐かしさを覚えるのです。
この床屋のタイル、汚れ具合、テントのよれ具合い、最高ですね。
また寄らせて貰います。
toto4543さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
仰られていること、とてもよくわかります。
保存地区でもない限り、残そうという意志を持つのはなかなか難しいのではと思います。
昭和30~40年代の風景は最近どんどんなくなってますし、基本的に所有者か建物の寿命が来たらそれまでです。
ですので、なるべく多く写真に収めておきたいな、と。
私も遊びに行かせていただきますね。