昭和レトロをテーマにした博物館や資料館って割と全国各地にあるけど、いつか行きたいなぁと長いことチャンスを狙っていたのが富山県の氷見市にある『氷見昭和館』。
紛れもなく、このときの旅で一番楽しみだった場所がここ。
国道から一本入った県道沿いにある氷見昭和館。目立たない場所でひっそりと佇むように立っているのかと思いきや・・
自己主張強すぎ!!!!
外観からめっちゃ張り切ってます感がにじみ出てる。
昭和の刑事ドラマに出てきそうなパトカーが屋根に乗っかっちゃってますもん…。
それでは館内へ・・
早速館内へ入ってみると、
期待したとおりの昭和30~40年代が視界を埋め尽くす。
館内は「昭和体感コーナー」「喫茶コーナー」「似顔絵コーナー」に分かれていて、昭和レトロを再現しているのはもちろん昭和体感コーナー。
所狭しと昭和なアイテムが並ぶ。これだけあるとひとつひとつをじっくり見るのは不可能に近い。
昔のたばこ屋ってこんな感じ・・だったのかな。筆者は昭和後期の人間なので記憶と現実がイマイチ結像しない。
映画のポスター
館内展示のポリシーはこんな感じ。基本は撮影もSNSへのアップもウェルカム。
続いて駄菓子屋コーナー。
中学時代、学校のルールガン無視でほぼ毎日放課後に駄菓子屋寄ってた人間としては郷愁を感じずにはいられない。
(見回りの先生たちからの逃走劇も日常茶飯事でしたw)
このあたりで館長さんから話しかけられて色々話を伺うことができたんだけど、大阪人かと思うぐらいとにかくよく喋る方で。一言で説明すると破天荒とかファンキーとかそんな感じ。
ここが開館したのは2011年4月。館長、元々はサラリーマンだったんだけど退職金を元手にセカンドキャリアとして始められたそうな。
なんかちょっとかっこいいぞ。
ただ、はじめは物珍しさもあって業績がよかったけど、飽きられてからは急激に悪化したんだよね、わははと豪快に笑いながら仰る。
で、展示を入れ替えて二年に一度は来てもらえるような仕掛け作りをしているとのこと。
なるほどねぇ。であれば、三年ぐらいしたらもっかい行ってみようかな。
車好きには嬉しいミニカー。
膨大な展示品については、以前はネットを通じて入手してたけど今は解体される建物を紹介してもらって引き取りに行ったりしているそうだ。
買うのはお金かかるけど、これぐらいの規模になると譲りますって人も結構いるんじゃないかな。捨てるぐらいならたくさんの人に見てもらったほうがモノにとっても幸せだろうしね。
外観の時点でバレてると思うけど、実はこの氷見昭和館には二階にも展示がある。
というわけで二階に上がってみましょう。
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