国宝&現存天守の犬山城!…を華麗にスルーして裏通りの色街を見てきました

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愛知県犬山市にある「犬山城」は、国宝であり現存12天守のひとつ。
尾張国と美濃国の国境に位置し、その立地の重要性から信長・秀吉・家康の三英傑が欲しがったというハンパない歴史を持つ城である。

ずっと前から一度見てみたいと思っていたところ、ちょうど犬山に行く用事が出来たので意気揚々と大阪からバスと電車を乗り継いでやって来た。

 

颯爽と向かったのは、国宝犬山城

 

・・のお膝元にあった旧花街・赤線『櫻楽園』である。

そう。誰も「犬山城が見たかった」なんて一言も言ってない。

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櫻楽園

犬山城へと続く城下町のメインストリート、「本町通り」の人の多さにげんなりしながら一本西側の通りへフェードアウト。

このまったく人がいない「大本町通り」こそが、この日の本当の目的地である。

城なんていつでも見れる。わざわざ人が多いときに見ることはない。

さて、ここは元々花街だったところで、松川二郎の『全国花街めぐり』には

芸妓置屋二十数軒。芸妓は大小併せて百二三十名。待合や貸席はないが芸妓の出入りする料理店および旅館の数が四五十軒

と、都市の規模にしては実に膨大な花街であると紹介されている。

早速、花街の遺構っぽい建物が出てきた。

芸妓が出入りしたという料亭か何かだろうか。塀の意匠が艶めかしい。

航空写真では建物に囲まれる形で中庭のようなものが見えるので、かなり広い敷地を持っていたようだ。

 

少し先に、「香楽」という割烹料理屋さんが現れる。

で、ここはもうやってないって聞いたような憶えが。確かにそんな雰囲気と言えば雰囲気だった。

それにしても何度見ても惚れ惚れする意匠。

現役時代は料亭に料理を手配する仕出し屋だったんだろうか。なんとなくそんな気がするな。

いや、でも右側のこっちもくっついてるとこ見るとやっぱり元料亭かな。
一応、手元にある昔の地図によると「料理香楽」と書いてある。
まぁどっちでもいいや(笑)

青と赤の雪洞。なんてオシャレなんだろう。

ぬけられます・・?

香楽さんの横から、往年の玉の井を思わせるようなほっそい路地が伸びている。

赤線犬山 ぬけられます

誰もがそんなフレーズを口走りたくなる。

ベンガラ調・・だと?

ネタバレすると、この妖艶な木造建築は花街時代の検番。
古い地図には「犬山芸妓寮 検番」と書いてある。

そして、検番の向かいに建つのが「料亭春駒」さん。

以前は玄関横に『春駒』と書かれたいかにもハンドメイド風の可愛らしい木の表札があったようだが、残念ながら取り外されていた。

路地は春駒さんと検番の間で直角に曲がり、なおも進むと・・

ぬけられました。

(ほっ‥)

(2ページ目へ続く)

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