二階へ上がると真っ先に目についたのが・・
そう、外から見えたあの丸窓。
次々と現れる雅な意匠に目が離せない。
この部屋で、ご主人の幼少時代の思い出話を伺ったり。
欄間も凝ってていい感じ。
上等そうな漆器が出てきました。
天井の模様がまた実にオーセンティックで素敵。
※さっきからコメントがやっつけなのは手抜きじゃなく語彙力が乏しいからです。。
襖には扇子でござい。
座敷
手直ししたからなのか、ちょっと天井が低いような・・
と思いながらも、ここはご主人によると「座敷」ということだった。
芸妓さんの踊りや三味線を客が楽しんでたんだろうな。
と遠い昔に想いを馳せてみる。
屋根裏を眺める。
梁が黒いのはおそらく煤のせいじゃないかな。
座敷の反対側。
昔は仕切りがなく、つながってたのかも。
天井をよくよく眺めてみると、まさかのベンガラ色・・
魅せてくれるなぁ。
それぞれの意匠にはきっと意味とか職人さんの思いとかがあって、正解が解らない分、あれこれと想像してみるのも楽しい。
もう少し時間をかけて隅々まで見たかった思いはあれど、中に入れただけで既に身に余る贅沢。これ以上何を望もうと言うのだ。
この後、ご主人から幼少時代の思い出話を伺いながら付近を散策した。
今は別のところに住まれているというご主人の、建物やまちに残る記憶。
遊郭や花街のあった場所で昔過ごされた方のリアルな話というのはなかなか聞けるものではなく、貴重な貴重な時間だった。
声をかけてくれた大津氏、そしてこの日初めてお会いした同行のお二人には本当に感謝しかありません。
お世話になりました。
詳しくは氏のブログをご覧ください。
とは言え・・
新年早々こんないいことがあったもんだから先が不安でしょうがない(笑)
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