佐賀県を代表する名湯、嬉野温泉。
古くは小倉~長崎を結ぶ長崎街道の宿場として栄えた温泉街で、その泉質の良さから「日本三大美肌の湯」と呼ばれている。
また、お茶の栽培地としても知られ、「嬉野茶」は全国的にも知名度が高い。
そして・・
このような歴史的背景を持つ嬉野温泉にはやはり当然のように遊郭があった。
夏は日が長いので助かる。
夕刻、宿にチェックインしてから目的の場所、温泉3区のあたりをぶらぶら歩いてみた。
『全国女性街ガイド(昭和30年)』には「芸者四十二名。赤線八軒三十一名」の記述がある嬉野はやはり温泉街だけあって、芸妓と娼妓それぞれが在籍するところだったようだ。
昭和40年代はじめには「嬉野温泉芸能組合」という、いわゆる検番の役割を果たす組合が発足。
現在も約20名の芸妓が現役で活躍している。
芸妓のほうはそんな風に由緒正しく歴史を守り続けてきた。
じゃあ娼妓のほうはというと・・
いや、夜遊び好きの諸氏にはもはや説明不要であろう。
受け継がれた色街の系譜
ある意味、由緒正しく歴史は受け継がれてきた。
嬉野温泉は、県内最大級の“特殊なほう”の温泉街となっている。
正確な場所を把握してなかったので、“たぶん遊郭があったのもそのあたりだろう”という前提で付近を歩いてみた。
これとか昔袖看板にネオンが灯っていたんじゃないかって思える雰囲気。
そして表題の件である。
これ見たとき真面目に噴出してしまったww
んで、嬉野の記事書くときは絶対タイトルにしてやろうとこのとき思ったw
※コンプライアンス上の理由で伏せ字にさせていただきました
さらに面白かったのが、どう見ても狙ったとしか思えないこれ・・
おいおい、ふざけすぎだろうw
しかも縦棒がキノコになってるし・・
現在、お風呂屋さんは7軒ほどが営業しているそうな。
たぶん、見た目は結構改装してるけど中は当時のまま、って言うのも数軒あるんじゃないかなぁ。名古屋の大門みたいな感じで。
見てきたのは大体こんなもん。どうもスナック街のようなところもあったらしいけど、暗くなりそうだったのと疲れたのとでメシ食って宿戻って温泉入ることにした。
途中で見かけた食堂はすでに潰れていた。
こういうのについつい反応してしまう自分の悲しい佐賀・・
じゃなかった、性。
ちなみに、さっき見てきたのが本通りという通りで、「うれしの温泉商店街」という温泉街の目抜き通りになっている。
ただ、旅館やホテルが多く風情があるのは塩田川沿いのエリア。こっちも併せて歩いてみるとよいと思う。
嬉野温泉の名物が「温泉湯豆腐」と聞いて、夕食はその発祥という『宗庵 よこ長』さんに行ってみた。
日本三大美肌の湯、嬉野温泉で名物の温泉湯豆腐を食す。
— レトロな風景を訪ねて (@retro_landscape) 2018年8月12日
佐賀最高や(*´ω`*)
住民票移したろかこの野郎w pic.twitter.com/KnSiXAkSBG
↑住民票はまだ移してませんw
あまり時間がなかったので、もう少しゆっくり歩いてみたかった嬉野温泉。
今度佐賀方面に行くことがあれば、また泊まりに来よう。
[訪問日:2018年8月12日]
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