下関・新地遊郭跡 ~海峡の色街を訪ねて~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本州と九州とを分かつ関門海峡。
かつて平家が最期を迎えた「壇ノ浦の戦い」、その舞台となったのが本州最果てのまち下関である。

その下関に、本州最果ての遊郭、『新地遊郭』がある。
長年行きたかったこの場所にようやく足を運ぶことができた。

目的地へは、下関駅から国道に沿って真っ直ぐ北へ向かえばたどり着ける。
いきなり駅前に特殊なお風呂屋が軒を連ねる光景。のっけからワクワクさせてくれる街だ。

食堂のような渋い木造建築。隣の建物とのコントラストがキツすぎて目が痛い。

何が快楽夫人だよ・・

スポンサーリンク
広告336×280

新地町

駅から10分ほど歩いたところが新地町。
新旧の地名が一致する、紛うことなき元遊郭の土地柄。

ここからもう少し歩くと「新地西町」という交差点がある。

最初に出会った遺構はこれ以上ないほど分かりやすい特徴を備えていた。

以前は「つる八」というビジネス旅館だったようだが、今は「TUR8食堂」と気分一新業態ごと変わっていた。

『赤線跡を歩く2』に、旅館だった在りし日の姿を認めることができる。
かつてはここが新地遊郭の入口だった。

よくぞ取り壊されずにリノベーションしてくれた・・それ自体がもう大歓喜であるが、豆タイルをそのまま残してくれたことは全国の赤線ファンを代表してお礼を言いたいぐらいの事案である。

メインストリートに入る前に、はやる気持ちを抑えてもう少し国道沿いを歩いてみよう。

もう一軒素晴らしい建物がある。
こちらも有名なので説明は不要だろう。

屋号がそのまま残っていた。

・・月

漢字が読めん・・

こちらも『赤跡2』に載っているタイル。
あの当時とまったく変わってなさそうな姿。

これほどレベルの高いカフエー建築を見たのはずいぶん久しぶりな気がする。
はるばる下関まで来てよかった。

二階部分を見上げると、ステンドグラスじみた配色の小窓があった。

右側にももう一軒。

二ヶ所設けられた出入口、そして斜め扉。
これまた実に分かりやすい構造をしている。

そろそろ目抜き通りへと足を進めて行こうと思う。
TUR8食堂の側面にはこんな遊び心が隠されていた。

…楽しいことが起こりそうな予感がしてきた。

 

(2ページ目へ続く)

スポンサーリンク
広告336×280
広告336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 定マニア より:

    むぎ焼酎 二階堂のCM「刻の迷路」に出てきた場所ですね。お酒は全く飲めませんが、CMは二階堂、ポスターは「いいちこ」が好きです。二階堂はともかく、いいちこの撮影場所って、どうやって探しているのでしょうね?

    • mast-mo より:

      二階堂のCMで新地町が出ていたとは・・驚きでした!調べたら1998年のようですね。
      まさに「刻の迷路」と呼べる風景。このキャッチフレーズはなるほどと思わず唸りました。