4から6まであるよ。神戸・春日野道『大日商店街』

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春日野道シリーズ第2弾は中西市場の目と鼻の先にある『大日商店街』。

前者は確かに“市場”って感じだったけど、こっちは立派なアーケードもあっていかにも“商店街”って感じ。

最初の肉屋の店構えが渋すぎてこれはちょっと期待が持てそう。

「大日6商店街」と書いてあったのは住所が大日通6丁目だからで、各ブロックごとに名前が変わって6から4まで続く。

次の店も肉屋。

この商店街は、阪急の春日野道からJRの灘駅に向かってまっすぐ続いている。
元々は川崎製鉄や神戸製鋼所で働く労働者向けの街で、商店街ができたのもその由縁によるそうだ。

※工場の跡地は現在のHAT神戸である。ここの「なぎさの湯」は夜の雰囲気がすこぶるよいのでぜひオススメしたい。

 

三軒目も肉屋だった。

 

この商店街は肉しか売ってないのか。

 

まさか開始50mでこんな鋭いツッコミを入れることになるとは思わなかった。

惣菜屋の登場でようやく安堵することができた。
しかし油断はできない。

そもそも開いてる店が少ないのだ。
そして絶望的なほど歩いている人がいない。

やはり工場がなくなってから急速に寂れていったようだ。
無理もない。

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大日通5

続いて大日5商店街。焼き増しかと思うほど6とよく似ている。

古い看板が歴史の長さを思わせる。
人で溢れて活気があった時代もかつてはあったのだろう。

看板建築のなり損ないみたいな不思議な店があった。

立派なアーケードが寂れっぷりをより浮き立たせているかのようで、段々と寂しさに拍車がかかってきた。

そろそろ引き返そうかな・・

最後の大日4商店街。
意外なことに、ここが開いてる店が一番多い印象だった。

 

昔ながらのアーケード商店街は、今どこもかしこもここと似たような状況に陥っている。

“近所の何でもそろった場所”は“シャッターだらけの薄汚れた場所”になってしまい、常連に支えられて細々と商いを続ける小さな店がぽつぽつとあるのみである。

それも時代の流れと言えばそれまでかもしれないし、神がかった奇跡的な方法でも思いつかない限り、再び脚光を浴びる日は二度とやって来ないであろう。

激渋な佇まいで有名だった銭湯、「割塚温泉」もこの8月末で閉店してしまった。

変わりゆく街並み。
当たり前のようにそこにあったものが消えるというのは全然当たり前のことじゃなくて、消えてしまったら後にはもう何も残らない。

そのことに気づいたら、見慣れた景色もきっといつもと違って見えてくるはずである。

[訪問日:2019年7月6日]


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