神戸 新開地商店街を歩く

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そう言えば、以前神戸を訪れたときに新開地を歩いてきたことをすっかり失念していたので今さら感満載ながら一応書いておくことにする。
昨年の年始めなのでちょっと古いですがご容赦ください。

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新開地商店街はこのBIG MANとかいう謎のゲートから始まる。空間を人に見立てていることは容易に理解できるがちょっとこれはシュールすぎる。

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歩き出して最初に目についたのがこのシネマ神戸。新開地は、戦前には神戸一の繁華街として栄え、最盛期には映画館が20以上あったという。

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シネマ神戸はどうも普通の映画と成人映画の二本立てで営業をしている模様。
※令和3年10月より成人映画はお休み中

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新開地は、国道2号線の湊町一丁目交差点から北西に向かって約1km、湊川公園までのだいたいこのエリアを指す。そのうち一部にアーケード商店街が設置されている。

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昔は川だった

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この通りはかつて湊川が流れていたところで、たびたび氾濫するので工事により流路を変えてしまい、埋め立てて商店街が誕生した。
「新開地」という名はこの人工的に作られた帰結に因るものか。完全に福原にちなんだ名だと思っていたが、福原遊郭が誕生したのは1868年(明治元年)と、工事の前になるのでどうも違うような気がする。

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まぁそうは言っても福原が目と鼻の先にある新開地商店街。確かに遊びすぎには注意である。

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アーケードの左側、ラウンドワンがあるところにかつて聚楽館(しゅうらくかん)という演劇場があったらしい。
新開地の最盛期を象徴する建物で、あの帝国劇場をモデルにしたことから「西の帝劇」と呼ばれていたとか。

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Shinkaichi2と書かれたアーケードを進む。なんだろうと思ったら住所が新開地二丁目だったという罠。
しかし長い歴史を有するだけにレトロなショップが点在していてなかなか歩きごたえがある。

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昔ながらの商店街に教会があるっていうのもなかなか珍しい気もする。土地の歴史と何か関係があるんだろうなとは思うけど、それ以上はよくわからない。

(2ページ目へ続く)

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