玉野市にある玉商店街。
引き続き、レトロアーケードを観察して行こう。
たばこ屋さん。空き店舗のような雰囲気。
アトリエ?
若い芸術家が仕事場に借りたんだろうか。
こうして綺麗サッパリなくなってるとこを見ると、昔はテント屋根がついてたんかな。
はるやま
紳士服はるやま……だと…?
実はここ、あの「紳士服はるやま」の創業の地。
社長の名前がそのまま治山さんなんだけど、はるやま商事として昭和30年にここ玉野で創業。
店舗は市内の別の場所に移動してるらしいけど、残してるってことはやっぱり思い入れが強いんでしょうね。
そう言えば、はるやまでスーツ買ったこと一度もないなぁ…(コ○カやあ○きはあるんだけど)
三階建ての食堂跡地。
店構えからは造船所の男たちでめっちゃ賑わった過去が容易に想像できる。
最後に脇道で見た渋い建物を紹介して締めたいと思う。
元料亭か?と思わせる外塀を持つ建物。
料理店の鑑札が残っていた。
こちらは元旅館のような趣き。阿津屋別館さん。
そしてここもまたようく見ると…
縦型のプレートって珍しいよね。
あと京都ぐらいしか知らないな。他にどっかあったっけ・・
[訪問日:2019年6月29日]
コメント
私の世代だと子供の頃に日本の造船業の強さを社会科で習っていたので,海無し県出身の私にとって西日本に定着してから触れた各地の工場と,それに係わる町並みを眺めることは感慨深いものでした。もっと早くから衰退してしまった小さな町も少なくないですが,玉野に通りかかるたびに工場を出入りする工員の方々の姿が少なくないことに身に覚えのない郷愁を覚えてきました。自衛艦との関わりは今後も続くようですが,時代の流れを感じます。
そのあたりはさすがの“世代間格差”ですね。かく言う私も巨大な工場でまちが成り立つ
いわゆる「企業城下町」とは縁遠い人生だったので、そのようなまちに赴くと強く感じ入るものがあります。
西日本の沿岸部は造船のまちが少なくないのでなかなか興味深いです。