和泉国の色里・大阪 貝塚遊郭跡を歩く

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大阪は貝塚に残された駅前遊郭の名残を辿ってきたわけであるが、長くなってきたのでそろそろ終わりにしようと思う。もう少しだけおつきあいいただければ幸いである。

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カフェー建築が結構残っている貝塚

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戦後カフェー建築に見られる、派手な豆タイルがあしらわれたカフェー建築ってそう言えばないなぁと思っていた矢先・・・あった。

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玄関まわりの意匠がまた素晴らしい。

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いい色ですね。これがピンクや黄緑だと、奇抜さが先行しちゃってこういう感想は出てこないもんだけど。
「LETTERS」の文字が、戦後欧米化していった日本を象徴しているようでなんとも味わい深い。

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ちょっと遊んでみた。
それにしても見事な意匠だなぁ。いつまでも大事に使われてほしいと切に願います。

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こちらの居酒屋はキレイに塗りなおして現役で使われている様子。
駅前だからそこそこ人も来るんでしょうね。

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二階の窓と窓の間に、規則性を欠く配列の渋いタイル飾り。これは見逃せない。

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法律事務所として使用されている元遊郭建築なんてのもあった。
ホント、思った以上に見所が多い。正直、ここまでとはまったく予想だにできなかった。

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どうですかこの艶っぽさ。往時の繁栄が偲ばれます。

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ひとしきり歩いたので駅へ戻ろうか、ととぼとぼ歩いてたらもう一軒それっぽい建物と出会ったの図。
もうそろそろお腹いっぱいなんですが。

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駅から近く、かつ狭いエリアに見所が集約された貝塚遊郭跡はとても歩きやすかった。
思いがけない収穫を手に、関空から羽田へ飛んで帰路に着いた。

大阪の色街がここだけ、なんてことではさすがにツッコまれることは百も承知。
“忘れ物”についてはまた後日・・

[訪問日:2014年7月22日]


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