中山道61番目の宿場町。湧水の郷「醒井宿」を歩く

滋賀県
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引き続き、中山道の醒井宿を歩いて行く。

こちらの「多々美家(たたみや)」さんは仕出しの料理屋さんのようだ。

「ヤマキ醤油」と聞くと違う醤油屋を想像するが、明治39年創業、文字通り醒井の老舗醸造店である。
もちろん醤油は湧水仕込み。そんなの美味いに決まってるじゃないか。

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醒井宿問屋場

旧醒井郵便局と同じく醒井宿資料館となっているのがこちらの「醒井宿問屋場(といやば)」。
問屋とは大名や役人に人足や馬を提供していたところで、問屋が残る宿場は全国的に見ても極めて少ないそうだ。

この建物は17世紀中~後半と推定されているとのこと。
修復はされてはいるが、かなり貴重な建物なので醒井宿に来た際は是非とも見学したいところ。

問屋場の前に立つのが古民家をリノベーションしたゲストハウス。
ここはいつか泊まりに行こうと思ってるので、いつになるかわからないけど記事化されるのをお待ち下さい。。

問屋場の横には醒井宿の本陣跡。
現在は「本陣樋口山」という料理屋になっている。

それにしても、そろそろ初夏だと言うのに終始季節感のない写真だよなぁw

昭和11(1936)年に建てられた「醒井公会堂」。
なんと、こちらも登録有形文化財のようだ。

でも、ボロボロで酷い状態…。
登録は2003年とのことで、20年近く経ってるので当時はここまで酷くなかったんでしょう。

さすがに今だと文化庁に拒否られそうな気がする。。

結構写真撮ってきたけど、醒井宿は比較的小さな宿場だったので端から端まで1kmぐらいしかない。
普通にスタスタ歩けば10分余りというところだろうか。

加茂神社

地蔵川の水源、「居醒の清水」はこの階段の袂にある。(写真撮ってなかった)

街道が緩やかに蛇行し始めたら、宿場もそろそろ終わり。

平入あり、妻入あり。
洋風建築があったり、虫籠窓&厨子二階の町家があったり。

茅葺トタン屋根もあったね。
あまり長くない宿場ながら、建物は結構バラエティに富んでいて実に見応えがあった。

泊まりに来るのは梅花藻が花をつける時期にしよう。
ペットボトル持ってって湧水も汲んで帰ろうか。

踏破。

それにしても寒い日だった。
滋賀は冬に歩くもんじゃないなぁ、と痛感した醒井宿だった。

[訪問日:2021年1月3日]


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