侍屋敷の先に陣屋跡があり、「近水園」という庭園があるが時間の都合で割愛した。
いや、まぁそれ以前に営業時間外だったわけだけど…。
引き続き、淡々と町並みを眺めながら淡々と写真を撮って行きませう。
こちらの建物、Googleマップには「赤木酒店」と書いてあるが商いをやめてしまったのだろうか。
ちなみにこの看板、リバーシブル仕様となっていて裏はキリンビールである。
それにしても・・足守藩はよほど裕福だったに違いない。
これほどまでに濃密な町並み。
普通に感動を覚えるレベルだった。
黒壁の蔵のカッコよさよ…。
原付のおばちゃんすら絵になる町並み。
風情抜群ですなぁ…。
よく見ると中二階の外壁にタイルっぽいものがあしらわれている。
一階は大差ないんだけど、二階は各家でかなり個性の差が感じられる。
奥に見える黒っぽい建物は「旧足守商家藤田千年治邸」。
藤田千年治という人物がこの地で醤油の醸造を始め、代々の当主がその名を引き継いだそうだ。
ちなみに藤田千年治邸は無料で開放されている(気前よすぎ)ので、興味のある方はどうぞ。
遠方に行くとなるべく多くの場所を回ろうとするから、どうしてもバタバタするんだよなぁ。
このへんが課題感と言うか。
有料施設もリサーチしてその分の時間を確保することもあるにはあるんだけど、それはそれで時間配分を見積もるのが難しい。
時間とか気にせず、風の吹くまま気の向くまま・・そういう旅はいつになったらできるんだろう。。
それにしても。ホントなまこ壁多いね。
なまこ壁と言えば静岡の松崎と下田が有名だけど、足守も同じぐらいの知名度があってもいいんじゃないかって気がする。
県の町並み保存地区とのことだけど、重伝建に申請する気はないのかな。
正直、そのままでも全然通用すると思うけど。
かつての商家を復元した観光情報センター「備中足守まちなみ館」。
足守プラザ
そして、こちらが足守観光の核となっている「足守プラザ」。
観光案内やレストランの他に、陶芸や木工芸の体験工房を併設。
まぁ、オープン前(9時開店)だったから何も買えなかったんだけどね。。
結局、建物内へは入らず、食事もなし。
ひたすら町並みと建物の写真ばかり掲載してきたからさすがにそろそろ苦情が来そうだw
と言っても、ホントに建物が多くて。
写真に関しては、厳選して数を減らした結果がこれと言うね。。
太閤秀吉の義兄、木下家定の陣屋町、備中足守。
静かで落ち着いた町並みでありながら、豪壮な町家の多さには目を見張るものがあった。
[訪問日:2021年5月1日]
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