渋い町並みが魅力です。信州の名湯「渋温泉」は散策が楽しい

長野県
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温泉地数が北海道に次ぐ全国2位を誇る長野県は言わずと知れた温泉大国である。
その中でも人気で常に上位にランクインするのが、ノスタルジックな町並みが人気の「渋温泉」であろう。

あたり一帯『湯田中渋温泉郷』で呼ばれる渋温泉は県の北東部、山ノ内町にある。
長野電鉄の終点、湯田中駅より少しだけ山側の横湯川沿いに広がる温泉街である。

湯田中温泉は昔来たことあったんだけど渋温泉は初めて。
この日はここで泊まる予定だったので、温泉は夜でも入れる。まずは町並みから見てこうか。

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ノスタルジックな温泉街

湯治場として長い歴史を持つ渋温泉は、開湯は1,300年前とその古さは折り紙付き。
歴史の長さはそのまま、石畳に沿って展開される情緒あふれる町並みに見て取れる。

それはもう、開始1分で町中華の建物に度肝を抜かれるぐらいすごかった…。
なんだこのモザイクタイルは😱

射的が現存する温泉街。格の違いがわかるというものである。
ちなみに、温泉街そぞろ歩きランキングなるよく分からない格付けがあるそうだが、渋温泉は上位の常連だそうだ。

射的はそぞろ歩きの鉄板だもんな、、上位なのも普通に納得する。

開花湯

なんて言ってるそばからちょっとだけ訂正すると、厳密にはこのあたりは安代温泉と言って渋温泉に隣接してる別の温泉地。
『湯田中・渋温泉郷』は地理的に近い9つの温泉の総称であって、あくまで渋温泉はそのひとつという位置づけ。

しかしまぁ、この近距離に9つも温泉が湧いてるなんてホント贅沢な話。信州が移住者に人気なのも頷けるわw

先ほどの「開花湯」とこの「安代大湯」が安代温泉の共同湯。
一般開放されておらず、宿泊者のみ入れるそうな。

木造3階建ての「塵表閣」。
なお、左に立つ「安代館」も3階建て。

西の外れのほうでなんとも乙な廃屋を見つけた。
よし、戻るか。

たぶんこのあたりが安代温泉と渋温泉の境界のはず。
別にアーチや案内板があるわけでもないので境目は結構曖昧。

毎回宝探し感覚で探してしまう鑑札くん。渋温泉には結構残っていた。(確か全部「料理店」だったと思う)

この日泊まった「小石屋旅館」。
一度廃業した旅館をゲストハウスに再生させた“リノベ系”で、建物自体は昭和初期。そのまま残した内部の意匠が結構贅を凝らしていてなかなかに素晴らしかった。

埼玉から原二で来たと言う同室の男の子と雑談してて、なんか昔の自分を見てるようで微笑ましかった。実際志賀草津高原ルートも走ったことあるしなぁ、125ccで。。

ちょっと脱線しちゃったけど引き続き町並みを見て行こう。

石畳のノスタルジックな温泉街ってのも実に的確な表現だと思うよなぁ。
ちなみに渋温泉の名の由来は、嘘みたいな話だけど町並みが渋いからだと現地の古老が教えてくれた。

 

そんな馬鹿な、と思うだろうけど、もちろん大嘘である(笑)

そんなファンキーな古老がいるなら一度会ってみたいぐらいだ。

渋温泉、3階建ての多いこと。
建て替えできないからね。頑張って維持してほしいよね。

お、スマートボール!
と思ったら、スマートボールは休止中なのだそうで。残念。

さて、と。このへんで裏通りに迷い込んでみるか。
“表の顔”はそろそろいいや。

(2ページ目へ続く)

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