那覇市・竜宮通り社交街

沖縄県
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コザ吉原社交街と真栄原社交街を歩き、一応沖縄に来た目的は達成したので、残りの時間は那覇の社交街や古い街並みを中心に歩いてきた。

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まずは、那覇中心地にある竜宮通り社交街へ。
ホテルから歩けないこともなかったが、一度乗ってみたかったのでムダに一駅ゆいレールで移動。
筆者は高校の修学旅行で1999年に一度沖縄に来ているが、2003年開業のゆいレールは当時はまだなかった。

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県庁前駅で下車し、「奇跡の1マイル」と呼ばれた国際通りへ。
入口には有名なシーサーの像。

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沖縄観光の中心地とも呼べる国際通り。すべてが観光地価格で、古き良き沖縄の風情も失われて久しいので地元民は成人する頃にはほとんど足が向かなくなるんだとか。

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竜宮通り社交街

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牧志駅の少し手前、牧志交番がある角を折れ細い路地へ入る。
そこが目的の竜宮通り社交街。ずいぶん味のあるゲートが出迎えてくれる。

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ずいぶん右側の見通しがいいな、と思ったらそこにあるはずのグランドオリオンが絶賛解体中だった。
なんということか。

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もはや工事も佳境へと差し掛かっていた。
グランドオリオンとは1955年に開館した映画館で、2002年に閉館したままずっと放置されていた物件である。
ちなみに、今年の6月に「国際通り屋台村」という何とも味気ない人工の飲み屋街としてリニューアルオープンを果たしている。

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米軍に接収されていた頃は、この辺りは沖縄随一の歓楽街だったそうである。
今現在どうなっているのか、ふらふらと歩いてみることにする。

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さかえ

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この通りで最も有名なのが、こちらの山羊料理の「さかえ」さん。
沖縄では慶事の際に振る舞われることが多かったという山羊料理。現在ではいつでも食べることができ、県内にはこのような専門店がいくつかある。

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中央に十字路があり、長さ150mほどの距離の竜宮通り社交街。
ご覧のような小さなスナックが立ち並んでいる。

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ここがその十字路。
建物の老朽化っぷりが約半世紀の歴史を感じさせる。

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駐車場になっているところも、かつては飲み屋があったのであろう。
栄枯盛衰は世の常である。

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沖縄なのになぜか「ニュー京都」。店主が京都出身なんでしょうかね。
謎です。

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モルタル塗りの壁に、袖看板。
色も寂れ具合も絶妙すぎて思わず唸り声が出そう。

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この「カフェー」はやっぱりあの「カフェー」なんでしょうかね。
沖縄の色街史は、内地とは事情が異なるのでよくわからない。

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通りが終わるあたり。見えてないけど、この向かって左手にグランドオリオン跡に面したオリオン通りがある。

どうでもいいけど左前方の壁にマリリンモンローっぽいペイントが施されてる。何を表してるんでしょうかね。

[訪問日:2014年12月24日]

〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目272−5 沖縄都市モノレール(株) 牧志駅

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