香川・丸亀 福島遊郭跡を歩く

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人呼んで・・うどん県うどん市。
いや、けして誰もそんな呼び方はしていないはずだが、某チェーン店によって、全国的にうどんでその名を知られていることだけは疑う余地のない事実である。

香川県丸亀市。

かつて、こんぴらさん、こと金刀比羅宮の参詣客にとっての海からの玄関口であった街である。
そして、精進落としのためかやはり遊郭が置かれたわけで、駅前にあったその「福島遊郭」の痕跡を訪ねて同地へ赴いてきた。

01

9年前、初めて四国へ来たときには青春18きっぷでぐるっと周遊したのであるが、そのとき間違いなく通過している丸亀駅。
まさか時を経て、再びこんな目的で訪れることになろうとは。

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駅前に・・

02

北口を出ると、いきなり目の前に目的としていた対象物が現れる。
素晴らしいカフェー建築。なかなかの大店だったことが窺える。
どうやらこの街の辞書には出し惜しみという言葉は存在しないらしい。

03

凝りに凝った意匠が往時の繁栄を今に伝えるようであった。
五条楽園で見た、ステンドグラスを持つ遺構と同等の美しさであろうか。
それぐらい、全国的に見ても類まれな建物であると思う。

04

この前日、レンタカーで車中泊するという暴挙をかまし、寒さでまったく安眠できなかったせいで朝から眠たいことこの上ない。
時間はまだ朝の7時半。人目を避けるために朝から遊里歩きをするのはよくあることとは言え、大晦日に何やってんだろうホント。

05

先ほどの遺構の三軒左に、「津坂洋服店」という洋服店に転業したカフェー建築の遺構が近年まであったそうであるが、無情にも解体され更地となっていた。

06

昭和5年の『全国遊廓案内』によると、福島遊郭は明治20年頃に設立。それ以前は船頭や旅人相手の私娼街だったとある。貸座敷16軒、娼妓120人。愛媛県、福岡県の女が多いと記されている。規模としては中規模と言ったところか。

07

駅前通りを西へ歩いて行くと、一寸島神社(いつくしまじんじゃ)の鳥居が現れる。
が、どう見ても参道の様子がおかしい。
両サイドにバラックが立ち並び壮絶な景観を創り出している。

08

結論から言うと、そのすべてが廃屋となっていた。
あのー、駅徒歩2分くらいなんですがここ。丸亀って香川の中では割と中都市だと思っていたのでこの寂れ方にはちょっと唖然とした。

09

頑張って解体しようとしたけど途中で挫折しちゃいました感に満ちあふれた廃屋とかも出てきちゃったりして、なんかもう朝からビジュアル的にいちいち強烈すぎる件。

10

途中で鳥居のほうを振り返る。
うん、絶対神社の参道じゃないよな、これ(笑)

(2ページ目へ続く)

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コメント

  1. maru より:

    凄すぎます、、、ものすごく<濃い>

    ちなみに「赤跡2」のアマゾンレビュ-書いたの私。

    • mast-mo より:

      >ちなみに「赤跡2」のアマゾンレビュ-書いたの私。
      なんと!
      って日付見たら11年前w
      その頃僕は赤線の「あ」の字も知りませんでした・・