山形県高畠町 – 昭和縁結び通り『昭和ミニ資料館』

山形県
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「昭和」の文字に吸い寄せられるようにやってきた山形県高畠町。
そこには商店街の総力を結集して昭和の雰囲気を演出した街並みがあった。

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この5号館は別格だった。もはや演出の必要などなく、ここだけリアル昭和30年代の佇まい。
実に素晴らしい。

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昭和30年代の町税完納章

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軒先を注視すると、「町税完納章」がガチで昭和30年代だった。
まさかと思うけどこれ演出じゃないよね?

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この琺瑯看板は後付けのような気が・・
いや、そんな穿った見方をしてはいけない。心を無にして素直に楽しめばいいのだ。
そんなのはこの素晴らしい街並みに対する非礼でしかない。

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この商店街では、隔年の10月第3日曜にクラシックカーのイベントも行われるらしく、全国からクラシックカーがわらわらと集まるそうで。
オーナーさんからしたらこれは嬉しいですね。自慢の車を大勢の人に見てもらえるわけですから。

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この年の秋には、NHK山形が製作したドラマ、泣いた赤鬼にちなんだ「私の青おに」が放映されるとかでいたるところでポスターを見かけた。

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道ばたで会った地元のおばちゃんからもその話を聞いたんですが、「うちのおじいちゃんも出てるんですよ~」と言われても「そうなんですね~」としか返せません(笑)
そもそもおじいちゃん会ったことないし・・

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東京から来たと言ったら物珍しそうな顔をされてましたが、こういう地元の方とのふれあいっていいですよね。旅の醍醐味というか。
旅先でこういうことがあった日は嬉しくなります。

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昭和系まちおこしと言えば大分県豊後高田市の「昭和の町」がパイオニアとして有名ですが、文句なしで素晴らしい町並みなんだけどちょっとテーマパーク一歩手前というか“造られた感じ”がするんですよ。

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比較対象として適切かはわかりませんが、この「昭和縁結び通り商店街」はありのままの風景に少し手を加えて昭和っぽく見せていると言った感じ。
何ていうか、飾らない感じが個人的にはすごくよかった。

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なお与太話ですが、豊後高田は2011年に訪問してるんですがさすがに古いのでいつか再訪して書く予定でいます。しばらく九州行く予定ないんですがね。
いつになるやら・・。

※2017年の年末に再訪しました

【昭和レトロの聖地】豊後高田市の『昭和の町』へ行ってきた
豊後高田(ぶんごたかだ)という町をご存知だろうか。 大分県北部、国東半島の北西部にある・・九州の人でもあまり馴染みがないんじゃなかろうか、という平凡な地方都市である。 この豊後高田にある、「昭和の町」...

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気づいたらそろそろ商店街も終わりに差し掛かっていた。
こちらの7号館は元理容室で、陶芸作品が展示されている。陶芸の体験教室(要予約)もあるようです。

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商店街の端っこで見つけた大塚輪業さん。これは渋い。
「HONDA」の文字が「N-」になっていてじわじわ来る。
確かにNシリーズはホンダの車ですけどね。

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それにしても結構歩いたな。1kmって言っても写真撮りながらだから20分近く歩いた気がする。
それも傘さしながらの一眼レフで悪戦苦闘・・。
さすがに疲れてきた。そろそろ戻ろう。

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商店街も東のほうに来るとこんな感じ。結構お店や人家もまばらで、あまり商店街っぽくない。
このゆとり感が気にいるか物足りないと思うかは人それぞれでしょう。

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薬局の前にこんなものがあった。
どっかで見たことあるなーと思ったら、川崎の昭和マーケットの近くで見たのとまったく同じでした(笑)

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夜も夜で予定があったので、それぞれのミニ資料館の中は入りませんでした。(つい長居してしまう恐れがあるので)

おもに街並みを見てきましたがいかがでしょうか。
興味のある方は是非ともつばさに乗って山形へお出かけください。

東京からだと、赤湯温泉、米沢とはしごしても十分日帰り圏内だと思いますよ。

[訪問日:2015年7月18日]

山形県東置賜郡高畠町



コメント

  1. maru より:

    ここは知りませんでした。
    昭和で町おこしですか、、、やりすぎはいただけませんが
    もう少しレトロ感がほしいところです。

    • machii.narufumi より:

      ここはかなりマイナーだと思います。地味というか何というか・・
      もっとPRしてもいいのになーと思う次第です。

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