桐生まち歩き ~機業の街の赤線跡~

群馬県
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群馬県の東端に位置する桐生市。
かつて織物業で栄えた街。産業ができ人が集まると盛り場が形成される。

そのかつての盛り場の名残を訪ね歩いてきた。

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仲町三丁目。果たしてそこに目的の路地裏はあった。

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そこは魔窟だった

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くたびれた町並みの先に、「素泊り\2,500」と書かれた案内板を見つけた。その先は細い路地が続いている。そうか・・この先が結界の中か。

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ここは一体・・
もぬけの殻となったスナックが廃墟のまま放置されていた。辺りは静寂に包まれている。

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さらに進むと今度は旅館の廃墟。1階にはスナックがくっついている。
なるほど・・なんてわかりやすい場所なんだ。

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かつては「売物件」と書かれた紙が貼ってあったようであるが、不動産も諦めたんだろうか。こんなとこ買い手がいるわけないYO!
それにしてもこれは酷い。

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どうやらここがそういう場所であったことは間違いなさそうだ。
と、結論づけてみる。

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まずこれが素晴らしいよね。いつの自販機やっちゅーねん。
ただ、この日に限っては「なんで高価なカメラでこんなん撮ってんだろう」っていう複雑な感情がどうしても拭えなかった(´・ω・`)

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謎の魔窟を後にし、そのまま北へ向かう。
両毛線の高架をくぐり、お次は仲町二丁目へ。

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途中、小さな盛り場を通る。

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「不思議なお店」

あー、これはあれですか。
30代の妖艶なホステスが気づいたら老婆に化けてるとか・・あら不思議。
呑み過ぎには注意しましょうね。

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どうやらこのあたりが桐生随一の盛り場のようである。
そしてこの通りを歩いていたら、気になる横丁が通りに向けて口を開けていることに気づいた。

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それがこれ。こんなん見て素通りできるわけがない。

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スナック横丁は、この先で左に折れていた。つまるところL字型をしていた。
曲がったら人がいたので慌てて引き返しました。。

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なおも北上し、県道を越えた先にも変わらずスナックが点在していた。
そう言えば、坂口安吾が好んで酔いに行った青線って結局さっきのところだったんだろうか。繁華街の裏っていうのもあながち間違ってない気がするしなぁ。

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以上で盛り場探索は終わり。
桐生新町へ向かうために本町通りへ出ると、大正10年に建てられたという「金善ビル」がお出迎え。戦前は織物業者の事務所として使われていたらしい。
ちなみに国の登録有形文化財。

[訪問日:2015年12月12日]

〒376-0045 群馬県桐生市末広町11 桐生駅

コメント

  1. maru より:

    冬晴れの青空が澄んだ色して綺麗ですね。
    街歩きは秋と冬に限ります。

    • machii.narufumi より:

      写真も映えますよね。気分的にもやっぱり晴れの日のほうがいいです。
      夏は歩くもんじゃないですよ。熱中症で死にそうになりますもん(笑)

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