浅草花街のある浅草観音裏。これについては以前拙筆ながらレポートを書きました。
その観音裏には「浅草観音うら三大祭」なる祭りがあり、毎年春に「一葉桜まつり」が行われています。
で、その桜まつりにはおいらん道中という超目玉イベントがあります。
江戸吉原おいらん道中
今頃になって去年の話を悪びれもせずに書こうとしてるわけなんですが、まぁもうすぐ開催されるんで、逆にこのタイミングでよかったかなとw
おいらん道中は毎年4月の第2土曜なので、今年は4月14日だと思います。変わりなければ。
場所は一葉桜小松橋通り。浅草警察署のある通りです。浅草花街から見たらもう少し北側になります。
実は今回動画なんで、いつものくどいレポートを入れる余地がありません。
百聞は一見。とりあえずこちらを御覧ください。
吉原の花魁道中と言えば、あの料亭松葉屋の女将が戦後復活させ、松葉屋が廃業となる平成10年まで新吉原で行われていました。(詳しくは『吉原はこんな所でございました』を読んでください)
一葉桜まつりのおいらん道中は2003年から始まり、今年で15回目。地元有志の方々で運営されているそうです。
ちなみに、4月の第2土曜に開催されるのは、桜のピークが大体この時期だからという理由。東京のソメイヨシノはもうほぼほぼ散ってる頃ですが、一葉桜(八重桜)は少し遅いようです。
千束じゃなくて浅草なのは、警察が許可してくれなかったからだそうで。せっかくなら仲之町通りで見てみたいけど何とも残念な話。
時間とかもろもろ攻略法
昨年の情報なんであまりあてにならないかもしれませんが、おいらん道中は二回行われます。
見世→引手茶屋(ステージへ向かう往路)13:00~13:30
引手茶屋→見世(ステージから帰る復路)14:45~15:15
動画は往路を撮ったものですが、見ての通り沿道は人でごった返します。時間ギリギリに行くと人垣がバリケードになって何も見えないという残念なことになると思います。(筆者は12時頃から現地でスタンバってました)
また、13:30~14:45の間はステージでイベントが行われます。もしそのイベントをいい位置で見たければ、ステージ寄りに陣取ったほうがいいでしょう。
少しでもステージから離れた位置にいると、これまたイベントが何も見えないという悲劇が待っています。(イベントを見てない人が適当に言ってるので信憑性にはやや欠けますw)
とにかく現地には早めに着いて、待つ。シンプルですがこれに勝る攻略法はありません。
一葉桜まつりのおいらん道中は年々人が増えてるようなので、今年行かれる方は参考にしてみてください。
花魁道中の歴史や解説については長くなるので華麗に割愛します。
あーそうだ…あと、出演者ですが地元の女性達がボランティアでやっているそうです。
昔に倣って、超高級店の人気泡姫がやっているわけではありません。
別にふざけてるわけじゃなく。勘違いする方もいるかもしれないので一応、ね。
というわけで。是非とも春にはおいらん道中を見に浅草観音裏へ!
※ピンを立てたのがステージの場所で、おいらん道中は西側から歩いてきます。
コメント
観たことないのですが、
なんにせよ、スタッフが大変ですね。
八文字も色々な足運びがあったようですね。
お、偶然にもあと3ヶ月ほどで開催じゃないですか!是非見に行ってみてください(笑)
こんなこともあろうかとアップで撮しておいたんですが、役に立ったようでよかったです。