和歌山県御坊市にあった二ヶ所の遊郭跡と艶っぽい路地を見てきた

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結論から言えば、最後に見てきた“花街的な場所”は、御坊の名の由来となった本願寺日高別院のすぐ北側にある。

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花街っぽい路地と元料亭の建物

なんとか車一台通れるかどうかと言った路地へ分け入って行く。目的地はこの先だが、その前に右側のカフェー調の意匠が目についた。

斜めった扉とモザイクタイルを設えた玄関回り。む…これは臭う。

その前にあるのがこちらの喫茶ゑびす。しかし営業しているようには見えなかった。

右側には料理旅館。そして左側には・・

えびす食堂と書かれている。横の喫茶店と姉妹店のような間柄であることは名前からして間違いないだろう。

ただ、こちらもすでに役目を終えて久しいように見えた。

なるほど、どうやら正面は行き止まりになっているようだ。道はそこで左手に折れる。つまり、この細い路地はL字型をしているのである。

突き当たりは浜の家さんの入口だろうか。いや、入口はさっき通っただろう。そう、この浜の家さんは一言で言えばかなりでかいのである。

ここで何気なく右手を見ると、あるものを視線がとらえた。

おおお

お前もか!!?
今では旅館となっているが、やはり昔は料亭だったのだろう。さすがにこれを見れば首肯せざるを得ない。

手前の割烹も昔は料亭だったのかもしれない。というかそう決めつけたほうが色々話が早い気がする。

だってL字を曲がって振り向くとこんな雰囲気なのだから。芸者を呼んでどんちゃん騒ぎするような場所だったんでしょ、どうせ。(なぜか上から目線)

抜けた先には昭和10年にに建てられた旧中川家。(登録有形文化財)

長年空き家になっていたのを改修し、2014年にそば屋としてオープン。
っていうのが分かってればここで食事したんだけどなぁ。朝飯食べて来るんじゃなかった。

御坊編 完。

[訪問日:2016年10月9日]


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