念願のカヤバ珈琲店へ!築100年の町家喫茶でいただくたまごサンドにあえなくノックアウト

東京都
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谷中銀座初音小路を散策したら予定通り小腹が空いてきた。朝食はカヤバ珈琲店のモーニングに行くと最初から決めていたのでぶらぶらと歩いて向かった。

谷中から寺町を通って南へ向かい、言問通りにぶつかったところに立つのが大正5(1916)年築の町家で営業するカヤバ珈琲店。

まぁ有名店なので知っている方も多いでしょう。ずっと行きたかったんだけど、この日ようやく初訪問。

出桁造りの町家は今年で築101年。昭和13年にオープンしたカヤバ珈琲店は、平成18年に店主が亡くなられて惜しまれながら閉店。

しかし、有志の力によって平成21年に復活を遂げ今日に至っている。

昼間に行くと満席なことが多い店内も、早朝なことが奏功してすんなりと入店。
女子大生風のかわいい店員さんが席に案内してくれた。

(このあたりだとやっぱり東大生かな。才色兼備とはこのことを言うのか・・)

アホなことを考えてたせいか、何を注文しようか全然決められない。

で、たまごトーストと悩んだ末に「たまごサンド」をオーダー。
ちなみにモーニングは800円。

※2024年3月現在、1,000円になっています

待つこと10分。たまごサンドが到着。

見るからに美味しそうでしょ?食べるとこれが見た目以上。

(え、たまごサンドってこんなに美味かったっけ…)

大げさではなく、朝から幸せな気分になれました。

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実は二階にも席がある

実はカヤバ珈琲店、二階にも客席があって上がることができる。一階にいたお客さんが見学で上がっていったので食事が終わったら見させてもらおうと思っていた。

ところが、待ってる間に満席になって、二階に案内されるお客さんがちらほら。

(うわ・・客がいたらさすがに断れそうだな。マスターになんて言ってお願いしよう)

  1. すいません、二階見学させてもらってもいいですか?
  2. あのぉ、実は古い建物が好きでして、もしよろしければ二階に上がらせて・・
  3. ねぇマスター、二階上がっても・・

ねぇマスター、ってシミケンの失恋レストランじゃないか!却下!!

あまりかたいのもどうかと、結局1になったけどマスターは気さくな方で快諾していただけました。

ちょうど二階のお客さんも全員はけた後だったので気兼ねなく見学できた。一階もよかったけど二階もかなり良い。

きれいになっているものの、確かに雰囲気から大正時代っぽさを感じることができる。

窓から下町風俗資料館を見下ろす。下から見たことはあったけど反対からはこんな風に見えるのか。

床の間。

低い天井も昔ならでは。この「誰かの家に遊びに来た」的なアットホームな空間。

ここで飲む珈琲はきっと旨いだろうな。今度来る時は是非二階を所望しよう。

木の温もりが感じられる階段。特徴的な急な造りもまた、昔の家そのまま。

東京では貴重な場所。谷根千に行ったら是非ついでに寄ってほしい。そんなカヤバ珈琲店。

ただ、休日であれば昼間はたぶん並んで待つことになると思うので行くならモーニングをオススメします。

【営業時間】
火〜日 8:00-18:00
定休日 月曜日(祝日の場合翌火曜が休み)


コメント

  1. 匿名 より:

    ここは、早朝じゃないと混んでいますからね。
    私も未だ入店できずです。
    近くの愛玉子も有名ですね。

    • machii.narufumi より:

      並ぶのは有名店の宿命ですよね。待つの嫌いなんですが、そのへんはもう割り切るようにしてます。
      愛玉子、今度行ってみます!

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