海軍さんの置き土産…『舞鶴赤れんがパーク』でちょっぴりレトロな気分にひたろう

京都府
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舞鶴観光で絶対に外せない鉄板スポットと言えば、どんなガイドブックに聞いてもきっと紋切り型の回答が返ってくることと思う。

世界記憶遺産に登録された「舞鶴引揚記念館」、そして赤レンガパークこと、『舞鶴赤レンガ倉庫群』である。

せっかく舞鶴に来たので、やはりこのふたつは見ておくことにした。個人的にこの手のジャンルの施設は好きなので。

海や港。風光明媚な自然と歴史的風景が同居する舞鶴の地は、映画やドラマのロケ地に選ばれることが多い。
「男たちの大和」「坂の上の雲」「海賊とよばれた男」「日本のいちばん長い日」などなど、案内板にはこれでもかと言うほど有名タイトルが並んでいた。

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それは旧日本海軍によって建てられた

舞鶴赤れんがパークは、正式名称は「舞鶴赤レンガ倉庫群」。
旧海軍が倉庫として明治期に9棟、大正期に3棟を建設した赤れんがの建築物のことを指す。

これは・・当時のものか?と思わせる電柱。

数の多さもさることながら、舞鶴の赤レンガ倉庫群は12棟のうち8棟が国の重要文化財。
赤レンガ倉庫群と言ったらやっぱり横浜、と言う筆者としては、この規模感にまず驚いた。

まぁ、舞鶴のは見た目ボロボロだけどね‥。

現在、12棟のうち5棟が博物館や工房として活用されており、『赤れんがパーク』というのはどうもこの総称のことらしい。

明らかに当時のままと思われる扉。朽ちかけてサビサビになってる。100年以上経ってるんだから無理もないよな。

石柱には「赤煉瓦倉庫四号棟 建築年代 明治参拾伍年」 の文字。

このアングルが一番有名かと思うんで、なるべく人がいないタイミングを狙って撮影。

夜にはライトアップされたり、夏のイベントではプロジェクションマッピングが行われたり、赤れんがパークは夜でも楽しめるのが嬉しいところ。

ちなみに、活用されてる倉庫は以下の感じ。

1号棟:赤れんが博物館
2号棟:舞鶴市政記念館
3号棟:まいづる智恵蔵
4号棟:赤れんが工房
5号棟:赤れんがイベントホール

2~4が3棟横並びになっていて、写真のベストスポットはその間から正面の5号棟を見るアングル。

HDR調で1枚。

朝イチに来たおかげで、まだあまり人もいなくて写真も撮りやすかった。
昼過ぎてから来てたら結構大変なことになってた気がするな…。

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舞鶴市政記念館

2号棟の二階が展示室になっていて、ここで舞鶴の歴史を学ぶことができる。
赤れんがパークに来たら是非立ち寄りましょう。

昭和11年の舞鶴の地図があったので、もしかして、と思って真っ先に“アレ”を探した。そう、アレですよ。

あった~!!!

龍宮新地」発見!!

ちなみに地図の一番右上です。

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肉じゃが

なんと、舞鶴は肉じゃが発祥の地ということになっているらしい。

かの東郷平八郎が、英国留学中に食べたビーフシチューの味が忘れられなくて料理長に同じものを作らせたところ、日本にはワインやバターがなく醤油、砂糖、ごま油で味付けしたんだとか。

東郷さん「ナンダコレ・・まったく違う味じゃん!」
「でも美味い!!」

というわけでここに肉じゃがが誕生。
明治34年頃のことだそうな。

だいぶはしょったけど、他にも展示物はたくさんあって普通に勉強になるし楽しめます。
ここほんとオススメ。1階では土産も買えるので2号棟は是非立ち寄ってください。

…レトロなポストがよく似合うぜ。

以上、ざっくりだけど舞鶴赤れんがパークの紹介でした。

京都編はこれにて終了。
次回から福井編。

乞うご期待!

[訪問日:2017年5月4日]


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