なんだここは・・洲本市の「すもと公設市場」があまりにもレトロ空間すぎて泣きそうになった

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※すもと公設市場は残念ながら2023年秋に解体されました

洲本のまちをぶらぶら歩いてたら、気になる建物が目に飛び込んできた。

そこには「すもと公設市場」と書かれている。

驚いた・・まさか洲本に公設市場があるとは。

ちょっと見学して行こうと思った矢先、買い物に来ていたおばあちゃんに絡まれる。

「どこから来たの?」とか、淡路島いいとこですねーって言ったら「淡路島のどこがいい?」とか聞いてくるくせに、答えたら全然違う身の上話が始まる。

ビックリするほど話が噛み合わないorz

ほっといたら話が終わらなそうだったので、適度な罪悪感を感じながら適当なところで切り上げる。

ほな!ばあちゃん、達者でな!

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気を取り直して中へ・・

中へ入るとそこは完膚なきまでに昭和な空間。ぐうの音も出ません。いやほんと。

お肉屋さん、魚屋さんなどが営業していたものの、閉店してしまったと思われるお店もちらほら。

と言ってもそれは無理もない話で、洲本にはでっかいイオンがあって、今じゃほとんどの人がイオンに買い物に行く。
ここの客層は、おそらく昔からのなじみとか家が近所とか、そんなところじゃないかと思う。

いつからあるんだろうこの遊具・・まさかの10円!!

親子二代に渡ってこれで遊んだ、とかそういうエピソードがゴロゴロありそうなぐらい古い。

子供の頃夢中になったなぁ。

「ガチャ」とか「ガチャガチャ」とか呼んでたけど、これって地域性とかあるんかな。

買い物する気もないのにあまりウロウロするのも申し訳ないので、このあたりで撤退。
何も買わなかった奴が言うのもアレだけど、いつまでも続いてほしい。

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二階もある

NIKAIMEITENGAI

と書かれた階段が二階へと続いている。否が応にも期待感が煽られる。

YOSHI、JAHAGATTEMIYOH

2階には喫茶店、服屋さん、お食事処などが入っているみたい。

なんだろう・・小学生の頃よく見てた光景がフラッシュバックしてくる感じ。
昭和後期の人間ですが、あの頃確かにこういう景色がありました。

こちらは女性向けのバッグやアクセサリーのお店。

天井や床、壁など、すべてにおいて懐かしさを感じてしまう。
もちろん、照明はダウンライトでもLEDでもない。泣く子も黙る直管型の蛍光灯。

これ、平成生まれの現代っ子には理解できない感覚なんだろうな。

喫茶店の店構えが渋すぎて泣ける。
時間あったら珈琲の一杯でも飲んでいきたいところだったけど、もう一ヶ所行きたいところがあったので泣く泣くスルー。

いつかまた来たい。
今度洲本に来たら必ずここに来よう。

階段には、エレベーターの代わりと思われる荷物昇降用のリフトが付いていた。
何から何まで懐かしづくし。

先行きがだいぶ心配だけど、立地もいいしなんとか色々工夫して再び活気を取り戻していただきたいなぁ、などと思う次第なわけなのです。

おしまい。

[訪問日:2017年6月17日]

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