コロナ禍でテレワークが浸透し始めてから、「ワーケーション」という言葉をよく耳にするようになった。
ワーケーションとは「Work」と「Vacation」を合体させた造語であり、すなわちリゾート地など自宅以外の場所から仕事をすることを指す。
心身の健康と生産性の向上、その両立が期待できると言うのでどれ、ちょっと検証してみようかと言う感じになった。
やってみた
とは言え、職場にそんな制度はないし自宅外からテレワークをしたらセキュリティ上NGをくらう可能性が高いので、じゃあ趣味のほうでやろうとこのブログを書くために和歌山の南紀勝浦温泉へ2泊3日で行くことにした。
と言ってもほとんどライフワークみたいなもんなので、自分の中では「趣味」ではないと思っているが…
南紀勝浦温泉と言えば「日本百名湯」にも選ばれている関西を代表する温泉地。
以前、日帰り温泉に寄ったら営業が終わっていて入れなかったのがずっと心残りだったことと、温泉街が太平洋に面しているのでワーケーションにピッタリじゃん、と。
部屋からは180度のオーシャンビュー。文句なしの眺望。
素泊まりにしたので食事のときは外に出たけど、あとは本当に部屋にこもってブログを書いてた。
…と言いたいところなんだけど、初日の夜に駅のほうまでぶらぶら歩いたら町並みがいたく最高だったので中日の昼間はまち歩きしてました(笑)
ところで、南紀勝浦温泉のある那智勝浦町と言えば全国有数のマグロの町で、生マグロの水揚げ量が日本一だそうだ。
となれば当然晩飯はマグロ料理の店に入ることになるわけで、たまたま入ったお店が地元では結構な有名店。なぜかと言うと、店内でマグロの解体ショーをやっているから。
このときはそんなことつゆ知らず。何も知らずに行ったらいきなり解体ショーが始まって「!?」ってなって。
本当は毎週土曜にやってるけど、コロナ禍で今年は今日が2回目です、と。
まさかこんな至近距離でマグロの解体ショーが見れるとは・・
で、その後駅前をぶらぶらしてたらこんなアーケードを見つけちゃったわけですよ・・。
という訳で、前置きが長かったけど町並みを紹介していきましょう。
那智勝浦の町並みを見る
ブログと温泉以外のことをやるつもりがなかったせいか、このとき、どんなときも基本は持ち出すカメラをあろうことか家に置いてきてしまった。
「あ゛ーーーーーっ!!!」
家を出てわずか10分。阪神高速に乗ってから気が付いたので時すでに遅し…。
そんなわけで、8年やって来て初めて、全画像がスマホ撮影という記事になりました。
普段とアスペクト比が違うので微妙に違和感があると思うけどご容赦ください。。
町名は「那智勝浦」だけど、駅名は「紀伊勝浦」。
そして温泉名は「南紀勝浦」。
つまりこの足湯は、那智勝浦町の紀伊勝浦駅前にある、南紀勝浦温泉の足湯ということになる。
絶対間違える早口言葉みたいだ。。
ロータリーからは3本の道が放射状に伸びているが、左手がアーケード。真ん中は商店街。
アーチがめちゃくちゃカッコいい。
まずは左手のアーケードから見て行こう。
ちなみに那智黒とは那智地方で製造される黒飴のことで、むしろ知らない人のほうが少ないと思われるぐらい、和歌山土産のド定番。
この紀伊勝浦は温泉だけでなく、熊野古道の観光拠点にもなっている。
那智と聞くと「那智の滝」を思い浮かべる人が多い気がするが、世界遺産の構成資産でもあるこの那智の滝も、ここから車で15分ぐらいで行ける。
続いて、真っ直ぐ伸びる商店街。
この絶妙なさびれ具合が最高すぎてもうね。
視覚を通して精神の安定をはかる・・なるほど、これがワーケーションの効能か。
※たぶん違う
しかし、日曜の昼間だってのに人が全然いない。
南紀勝浦温泉は電車で来る人もそれなりに多い温泉街だと思うが、観光客はわざわざ駅前を歩いたりもしないのだろう。
ロータリーから伸びるアーケードをすぐに右手に折れると、車通りを挟んでさらにアーケードが続いている。
そこで初めて、この商店街の名前を知った。
この「いざかた通り」は、大雑把に言えば駅前から真っ直ぐ伸びる商店街の東側に並行する通り。
実際に「商店街」と言えば、駅前の道ではなくここということになるのだろう。
別にシャッター通りではないものの、やはり人が少ない…。
同じ和歌山で言うと、白浜温泉のほうが近畿圏から近いしパンダもいるし、あえて那智勝浦まで来る人はやはり少ないのだろうか。
二日目の昼飯はこの町中華に入るつもりだったが、残念なことに休みだった。
そろそろ腹減ってきたんだけど…。
(2ページ目へ続く)
コメント
マグロが有名ですか。那智勝浦と聞けば、やっぱり那智の滝になってしまいますが、それ以外に私の場合は、補陀洛山寺と平維盛ですね。マグロと温泉の恩恵は、彼らのおかげなのでしょうか?或いは生まれ変わりとか。
平維盛伝説、興味深いですねぇ。
この寺院も初めて聞きました。世界遺産にもなっているんですね。
今度こっち方面に行くことがあれば寄ってみようかな・・
那智黒っていうのは、もともと碁石の黒石の事じゃなかったかなぁ
それをイメージして黒飴を那智黒と命名した。だと思ったんだけど
ホテル一の滝に泊まられたんですね、那智勝浦町内ではナンバーワンの内湯だと思います!
でも時間があれば次回は是非ともゆかし潟の湯川温泉郷にまで足を延ばし、ゆりの山温泉かきよもん湯をお試し下さいね(^o^)
以前日帰り温泉入れなかったのが一の滝さんだったので、今度は泊まりで、といった感じになりました。
部屋からの眺めも温泉も最高で、本当に良い思い出になりましたね。
教えて頂いた温泉は初めて聞きましたので、今度是非行ってみようと思います~。