尼崎という街をすごく投げやりに紹介すると工業地帯、労働者の街、そして下町なんですが、下町につきものと言えば・・レトロ商店街。
当ブログでもちょくちょく参考にさせていただいている「香ばしい町並み&建物」様が、以前こんな素敵な記事を書かれていました。
どれもクオリティが高い!
というわけで。行って来ました。時間の都合で3ヶ所しか行けませんでしたが。
なお、見学ツアーとか書いてますがただの釣りです。ガイドなんていません。
はい、じゃあまずは「杭瀬(くいせ)商店街」から。
戦後臭ただよう杭瀬市場
正確には杭瀬市場と言うんですが、阪神電車の杭瀬駅からたぶん徒歩90秒ぐらい。国道2号線に面した入口がもう戦後そのもの。
ここから先はセピア調でいきましょう。こっちのほうがしっくり来るので。
色はテキトーに脳内で補完してください。
杭瀬市場は昭和2年にオープンし、戦前は阪神間有数の公設市場としてかなり賑わったそうで。近くに歓楽街があったのも集客に貢献したそうですが、これはたぶん市街地にあったという青線のことでしょう。
空襲で全焼するも、地元有力者の尽力で復興。今の杭瀬市場は昭和21年に建てられたんだとか。
そろそろ80歳ですね。
昔日の杭瀬にはダンスホール、映画館、芝居小屋などがあってそれはもう大いに賑わったそうで。今の姿からは想像もできませんが。
行ったのが日曜だったからなのか、まるでシャッターの見本市のような光景。
って言っても70年以上経ってる商店街だしなぁ。これが普通なのかもしれない。
杭瀬市場は途中で中市場へと名前を変える。つながってるけど一応別々の商店街のようです。
杭瀬1番街へ続くこの通りだけはちゃんとした“商店街”になってました。
昭和感全開の三角旗&純喫茶。
中市場はこれで終わり。まだ続きます。
最後が北市場。なぜかハイテンションな横断幕とは裏腹にまるで活気が感じられない商店街がここ。
地方都市で駅からちょっと遠い商店街とかならまだしも、梅田から10分で行ける駅前商店街でもこれだもんなぁ。
残念だけどアーケード商店街に明るい未来はなさそうですね。
ハレルヤとか言ってる場合じゃないです。
とは言え。いいもん見れました。ありがとうございました。
ここはアクセスもよいので、大阪に遊びに来た際は是非足を運んでみてください。
もう二ヶ所行ってきたので紹介します。
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