中庭の北側まで来ると、目の前に旧稲本(べんがら亭)を望める。
このアングルはここからしか見ることができないし撮ることはできない貴重なショット。
ちなみにこの稲本、来月に解体されることが決まっているのでこの眺めは文字通り見納めとなる。
寂しいけどこれも時代の流れ。最後に中を見たいけど叶わないものだろうか。
菊の間。
菊の間の窓際からは中庭が望める。
おもむろに右を向くと、さっき通ってきた廊下の外壁が実は洋風だったという事実を知る。
これは外からじゃ絶対わからない。
うーん…それにしても素晴らしい。
次がさくらの間。
こうして振り返ると、松岡の客間はすべて花の名で統一されていることに気づく。
旅館だった頃の名残だろうか。ベッドがそのまま置いてあった。
これは・・
海老で鯛を釣るってやつですね。是非ともあやかりたい。
中庭の東側にはなんと滝が流れてるというこれまたビックリ仕様。
近づいてみると・・ホース!?
なるほど、ここまで水を引いてるってわけか。
非公開となってたつつじの間の先のクランクを過ぎると
館内図に応接室と書かれた場所に出る。
階段を降りるとデイサービスの健遊館。
反対から。
右手奥、渡り廊下の先には広間と配膳室があるらしい。
壁には料理旅館時代の館内図。
これにて一周したので探検ツアーはおしまい。
ちらっと小耳に挟んだ話で、松岡のオーナーは「歴史を後世に残したい派」だそうで、今回の企画が実現したのはそのあたりの事情もあるのかもしれません。(稲本は逆の考え方だそう)
今度いつこのようなイベントが開催されるかわかりませんが、高い確率でいつかあると思ってます。
今回行けなかった方は、次回を楽しみにお待ち下さい。
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