京都五花街の歩き方『祗園甲部』

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京都観光と聞けば、真っ先に「祇園」を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。

祇園は舞妓さんや芸妓さんとお茶屋遊びをする場所…そのお茶屋が集まる場所を花街(かがい)と言い、京都には五つの街がある。

祗園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東。その五つを総称して『京都五花街』と呼ばれる。

ここでは、そのうちのひとつ「祗園甲部(ぎおんこうぶ)」を紹介したい。

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祗園甲部(南側地区)

一般的に「祇園」と呼ばれるのはこの祗園甲部。

花見小路

古くは八坂神社の門前町として栄えた街で、江戸時代、参詣客を相手にした水茶屋が花街のはじまりと言われている。

一力亭

その水茶屋で働く「茶汲み女」「茶立て女」が次第に芸能を身につけ、それが現在のお茶屋、芸妓の原型になった。

祇園のメインストリート「花見小路」。
修学旅行などで一度は訪れたことのある方も多いのでは。

この花見小路、いつ行っても人、人、人…。
最近はインバウンドの方が特に多い。

うっかり休日なんぞに足を踏み入れた日には、カオスすぎてまちなみの写真を撮り歩くことなんてほぼ不可能だと思う。(一応この日は平日です)

この祗園甲部が五花街の中で規模は最大。
花見小路がある「南地区」、次頁で紹介する「新橋地区」とエリアが大きくふたつに分かれている。これは、幕府による茶屋営業の認可を受けたことが契機となって街が拡大したから。

祇園と言えば、何と言っても日本三大祭のひとつ「祇園祭」が有名だろう。
八坂神社の祭礼で、山鉾が街を練り歩く光景は圧巻。

今年、猛暑により中止になったことは記憶に新しい。

目抜き通りは人が多いけど、路地裏に入れば喧騒とは無縁の世界。
石畳と格子が織りなす、これぞ京都という風情と情緒が感じられる。

ふと、お茶屋の軒数が気になったので少し調べてみた。
オフィシャルな情報が見つけられず、少し古いもの(2009年)によれば、

お茶屋:68軒、芸妓数:119人(うち舞妓33人)

ということだった。

おそらく、今はもう少し少ないと思う。

祗園甲部(南側)のお茶屋は花見小路とその東側に集中しており、大体見どころもそのあたりなので、散策するなら四条通から入って適当なところで左手に折れて路地裏に入るのがよいと思う。

祇園甲部歌舞練場

アクセスについて簡単に。

最寄りは京阪の「祇園四条駅」。東へ徒歩3分ぐらい。
もしくは阪急の「河原町駅」。同じく東へ。こっちだと5分ぐらい。

京都駅からバスでも行けますが、渋滞が酷くて時間もかかるし疲れるので電車のほうがオススメです。

(祇園新橋編へ続く)