今でも湯治文化が根付いた近畿の名湯、城崎温泉。
引き続き、町並みをぶらぶら。
唐破風屋根の飲泉所。その前にあるのが・・
外湯の代表格、一の湯。
江戸時代に、香川修徳という医者に“日本一の泉質” だと絶賛されたことをきっかけに一の湯に改称したそうな。
木屋町通り
その一の湯前からメインストリートは川から逸れていくが、川沿いには「木屋町通り」という細い路地が伸びている。
この木屋町通りはかつて芸妓置屋や検番が置かれていた場所で、三味線や太鼓の音が響く通りだったそうだ。
もうどちらもないが、桜並木となった今は春になれば往時のような情緒的な光景を見ることができる。というわけで城崎は春に来るのもいい。
川向こうにスナックが1軒。
春日灯籠が並ぶ木屋町通り。
夜も来てみたんだけど、なかなか風情があってよかった。夕涼みにオススメです。
湯の里通り
最後がメインストリート、湯の里通り。
大谿川沿いのような風情はないが、大型の旅館と土産物屋、飲食店が軒を連ねるので人通りの多い場所である。
今でも遊技場が数軒残っているのがこの温泉街の最たる特徴。
なんせもうほとんど見なくなっちゃったからね。
伊香保や三朝なんかにはまだありますけど。
重厚感がすごい御所の湯。
こちらが件の内湯騒動を引き起こした三木屋旅館さん。
斜向いにある西村屋さんは創業150年。
外湯のまんだら湯。800円。
湯の里通りは最後右手に折れ、ロープウェイ乗り場へといたる。
そのあたりにあるのが、城崎温泉の元湯。
※源泉は80度ぐらいあるのでうかつに触ると火傷しますw
元湯の前に「鴻の湯」という外湯があり、筆者は前夜ここに入った。もう10年以上前になるが、初めて城崎に来たときもここに立ち寄ったのでずいぶん懐かしかった。
近年はインバウンド需要を取り込むことに成功し、外国人観光客がうなぎのぼりに増えている城崎温泉。
これからどういう風に変化していくのか・・今後が楽しみである。
夜景も撮ったのでよかったら見てね!
[訪問日:2017年9月10日]
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