垂水の次は新長田への『丸五市場』へ。
山陽電車で向かったので西代からテクテク歩くことに。
新長田と言えばまずこれですね。
2009年10月に設置された鉄人28号のモニュメント。
高さ約15m。で、でかい!
目的の丸五市場は駅の南側。徒歩10分ぐらいの場所にある。
西神戸センター街を抜けて行った。
あと3日で平成が終わるという日だったので、「令和」の旗で商店街もお祝いムード。
丸五市場
垂水廉売市場と並び、ここも古さにかけては定評がある。
目の前に立つと嫌でもその意味が理解できると思う。だってこの渋さ。
野菜や果物がかごで売られている光景。これはたまらん。
そんな八百屋を尻目に中へ入って行くと、そこには手つかずの昭和が。
建物の間の路地で空を見上げると、壮絶な光景が目に飛び込んできた。
うわーこれはすごい。
で、この丸五市場。
1918(大正7)年にできた丸玉市場を前身とし、そこからカウントするとすでに1世紀が経っているというとんでもなく古い市場。
その後別の市場が増え、1932(昭和7)年に付近の5つの市場が合体して丸五市場へ。
なるほど…丸玉を中心に五つで「丸五」なわけですね。
そんなわけで、今年で87歳。
垂水廉売市場より2年先輩に当たるのか。
人間で言うと足腰弱って膝がぷるぷるしてくる御歳です。
と言うのもあながち間違いじゃなさそう。
ほとんどシャッターが降りてるし、開け閉めしないから完全に錆びついてそう。
これは・・どなたかの遺品でしょうか(´・ω・`)
イラストのテイストもいい感じ。
さすがは1世紀近い建物だけあって趣きと風格がすごい。
地震来たら一発で崩れそう・・
ん?地震?
そうだ、そう言えばここは神戸だ。
と言われて、何か思いませんか?
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コメント
このクラスの商店街のおじいさんやおばあさんのお話はほぼ全て金言に感じられます☺️
いや、まさかそんなことはないですよ。たまたま自分に足りなかったものだったからそう感じられたのだと思います。
こういう場所で僕に話をしてくれた方々のお言葉はどれも深く自分の中に残ってます。僕にはない彼(彼女)らが生きてきた時代と経験のせいもあるのでしょうけど・・・
それはありますね。自分が知らない時代のものだから惹かれるというのは僕にもあります。
現地で聞く生の声は何物にも代えがたい貴重なものですよね。