神戸市長田区にある「丸五市場」を引き続きぶらぶら。
そう言えば阪神大震災のときってどうなったの?
実はこれがたまたま定休日と重なり、奇跡的に火事になることなく無事だった。
古い長屋を鉄骨で補強していたので、建物自体も原型をとどめて今でもこうして残っている。
ちなみに長田区は火災が一番激しかった地域。
奇跡が20個ぐらい重なって今こうして存続しているのが丸五市場。
そのあたりのことも含め、1時間ぐらい色々と話をしてくれたのがこのうなぎ屋のおっちゃん。
実はこの頃私は精神的にちょっと参っていて、この日の商店街歩きも気晴らしのつもりだった。
おっちゃんからしたら何気なく発したものだったのかもしれないけれど、とある言葉がこの日の自分にとっては人生の金言となって深く心に突き刺さった。
そんなことがあった。
人との縁や一期一会を今まで以上に大事にしようと、やはり人は誰かに支えられて存在するんだな、と。
大好きなレトロ商店街で、大切なことに気付かされたこの日の出来事をたぶん生涯忘れることはないと思う。
ありがとう、丸五市場。
はい、という訳で本編に戻ります(笑)
一応断っておきますが、さっきのはれっきとした実話です。
Based on a True Story、ですよ。
おっちゃんいわく、最も栄えていたのは昭和40年頃。
通りはすれ違えないほど人であふれ、大晦日も夜通し営業していたそうだ。
今では想像もできない。
その頃130ぐらいあった店舗も現在は10ぐらいしかない。
でもまだなんとか保っているのは、2008年から行われている「丸五アジア横丁ナイト屋台」のおかげ。
丸五アジア横丁ナイト屋台
アジアの街角をイメージした雰囲気とアジア各国の料理が提供される屋台。
普段からしたら信じられないけど、毎回大盛況のイベントだそうで機会があれば行ってみたいなーと。
6月~10月の第三金曜日。
ということで、次回は10月18日。
大変!次で今年最後じゃないか・・
とは言え、辛いものが苦手な体質なのでアジア料理のフルコンボに舌が耐えられるかどうか・・
そんな丸五市場。
こんな外観ですが、まだまだ元気です。
神戸にお越しの際は、是非とも足を運んでみてください。
あとふたつ・・
(´-`).。oO この日結構歩いたんだな…
To Be Continued.
[訪問日:2019年4月27日]
コメント
このクラスの商店街のおじいさんやおばあさんのお話はほぼ全て金言に感じられます☺️
いや、まさかそんなことはないですよ。たまたま自分に足りなかったものだったからそう感じられたのだと思います。
こういう場所で僕に話をしてくれた方々のお言葉はどれも深く自分の中に残ってます。僕にはない彼(彼女)らが生きてきた時代と経験のせいもあるのでしょうけど・・・
それはありますね。自分が知らない時代のものだから惹かれるというのは僕にもあります。
現地で聞く生の声は何物にも代えがたい貴重なものですよね。