さよならバリィさん。今治の赤線跡がもうダメだった話

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関西に来たら、いや、白状するとそのずっと前から、一度でいいからやってみたいことがあった。
できればまだ体力のあるうちに・・

 

しまなみ海道をチャリで走る。

 

具体的な話はあとに譲るとして、ようやくその願いが叶ったちょうど一年前。
大阪から夜行バスに乗り込み、今治へと向かった。

いい感じで眠りについていた朝5時に叩き起こされ、車外へと放り出された。
こんな時間に一体どうしろと言うのか・・

途方に暮れながら今治駅構内のバリィさんに罵詈雑言を浴びせていたら、あることを思い出した。

 

あ。赤線跡どうなったかな?

 

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今治駅前の赤線跡

愛媛県今治市 – 駅前に残る赤線跡

このちょうど4年前に訪れた駅前の赤線跡。
気になって様子を見に行ってきた。

当時こんな感じだったバラック長屋が、なんと・・

 

手前の半分が跡形もなくなっていた。
そして、残された半分も、見るも無残な惨状だった。

朝一で眺めるにはあまりに酷なビジュアルである。

 

みかわやさんはあまり変化が見られない。
と、思いきや・・

ガラスが割れて中が見えるようになっていた!

いつの時代のTVだこれ・・色々すごい。一気に目が醒めた。

そのまま二階へ上がり、あんなことやこんなことを・・
そんな万華鏡のような時代がここには確かにあったのだろう。

路地の先はあまり変化がなさそうだった。

 

前回来たときは本当に駅前のブロックしか見なかったので、もう少し海側まで足を伸ばしてみる。

趣深い廃旅館が一軒。

横も元旅館かアパートか。

そんなに時間もなかったのでこのあたりで引き返そう。

 

南側に並行する碧空さんの路地もついでに眺めておこう。

このバラックがなくなって

駐車場の区画が広がっていた。

あとはまったく変化なし。

4年間の比較では大して変化はなかったけど、ここ10年ぐらいで見るとものすごい勢いで更地が増えている今治駅前の赤線跡。

今治そのものにあまり元気がないので駅前でも変化が緩やかだけど、そんなに先は長くないかなぁと言う印象だった。

さ、じゃあそろそろチャリを借りに行きましょうかね。

[訪問日:2018年10月6日]


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コメント

  1. 若松出身者 より:

    いつぞや若松の遊郭跡についてコメントした者です。
    今治は仕事でよく行きます。そして駅前に降りたつ度に、あの崩れ落ちんばかりの長屋を見て、倒れてきたら、火事になったら、不審者が住み着いたら、どうすんねん?と思いながら見ています。中が見られるようになっていますが、あまりジロジロ見ていたら怖い人から怒られたらあかん、って思いましてジックリ見たことないんですが、どんなになってるか興味津々でした。写真撮って下さりありがとうございます!中は普通の飲み屋さんだったんですね。
    今治はかつては造船で栄えた町ですが、もう今は見る影もなく…商店街もシャッターが降りているところばかりです。夜の街のみならず全体的に寂れてますね。

    • mast-mo より:

      あのときはどうもありがとうございました。
      よく今治に行かれるのですね。途中まで読んでいて、中の写真撮ったことを怒られるのかと思いました(笑)
      今治だけではなく、地方都市はどこも似たようなもんだと思います。ちょうど高度経済成長期に重工業や鉱山で栄えた街なんてのは今はほとんど見る影もありません。
      これからもそういうところをなるべく多く写真に残したいと思っています。

      • 若松出身者 より:

        いえいえ、全然起こるつもりなど(笑)誤解を招く言い方してしまったようで、すみません。
        まあ、通りがかる度に「あれ、ほっといていいもんじゃないやろ」と気になるんです。けど、更地になってたらなってたで、寂しい気持ちになりそうです。
        こういう廃墟、面白いです。これが現役で稼働していた当時はどんなんだったんだろう、種々揉め事もあったんだろうなーとか想像を掻き立てられます。
        是非また色々な写真を撮って下さいませ。楽しみにしています。

        • mast-mo より:

          旧赤線地帯なんかは総じて地権が複雑で、土地の取得や建物の解体で難航することが多いんです。
          行政代執行によって除却が行われることもあります。
          今治の場合もそういう感じかもしれませんね。

          ありがとうございます。そう言っていただけるととても励みになります。今後とも宜しくお願いします。