レトロ on レモンアイランド!生口島「しおまち商店街」を歩こう

愛媛県広島県
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「しまなみ海道」

6つの島を経由しながら、広島の尾道と愛媛の今治を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路である。

そしてこのしまなみ海道。徒歩や自転車でも通行可能となっており、サイクリングのメッカとなっている。

自転車道は総延長70km。すでに小旅行のノリで走れる距離ではない。
自分を試すため…人はそれを試練と呼ぶ。

 

AM8:30

 

今治側のターミナル「サンライズ糸山」でクロスバイクを調達した。
天気は快晴。最高のコンディションである。

懐かしい。高速1000円のとき、ここから尾道まで車で走った記憶が蘇る。

あの当時からいつかチャリで走りたいと思っていた道。そのスタート地点を目の前にし、さすがに胸に来るモノがあった。

造船のまち今治

当初、二泊三日ぐらいで景色とまち歩きを楽しみながらゆるーく走ろうと思っていた。
どっちをスタートにするかも含め、あれこれ検討した結果

2日で十分じゃね?

という結論になり、前日まで仕事をしてそのまま夜行バスで現地入りする弾丸プランを選択した。

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今治から大島へ

来島海峡大橋で最初の記念撮影。
サイクリングにはちょうどいい気候。ひたすら続く絶景。

順調な滑り出しを見せながら、最初の島「大島」へたどり着いた。

ここで自転車道は一旦高速から離れ、島の中を走る。

行く前はもちろんここで書けるような古い商店街や集落がないか入念にリサーチしたが、残念ながらこの島にはめぼしい場所がなかった。

港に停まってたバスは昭和感全開だったんだけどなぁ・・

惜しい。

大島はなかなかに起伏に富んだ島だった。
半端じゃないアップダウンに容赦なく体力を削られて行く。汗を拭いながら、挑戦の果てに完走できず散っていった先人たちの無念さを思った。

彼らの思いに…報いねばならぬ。
こんなところで音を上げるわけにはいかない。

「村上水軍博物館」にいたく惹かれたが、そんなに時間を持て余してるわけでもなかったので先へ進んだ。

今後ガクッとペースが落ちることもあり得る。車や電車と違って時間が読みづらいのが厄介だった。

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伯方島へ

大島大橋を渡り、第二の島「伯方(はかた)島」へ入る。

あの『伯方の塩』発祥の島である。

道の駅「伯方S・Cパーク」

伯方島ではチャリで道の駅にピットインするというなかなかない経験をすることになった。

道の駅に隣接したビーチがまたプライベート感満載で、まるで沖縄かと思うようなリゾート気分を味わえた。

そしてここで食べた塩ソフトはあまり塩っぽくなかった…。

ちなみに名前のSは「Sports」、Cは「Culture」を意味するそうな。

絶対Shio Corporationだと思ったのに。。

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大三島へ

伯方島の走行距離は短い。あっという間に第三の島、「大三島」へ入った。

この島も30分弱ぐらいで完走できる。ゴールに架かる「多々羅大橋」の真下には道の駅があり、ものすごく賑わっていた。

この橋を渡れば「生口島」。本日の宿がある島だ。

あまりに順調すぎたので、大三島では「大山祇神社」に立ち寄った。(道中はしょってるけど死ぬほどキツい上り坂だったw)

非常に由緒と歴史ある神社で、しまなみ海道でも有数の観光スポット。また、パワースポットでもある。

だいぶ腹も減ってきたので、お昼は神社の横にある道の駅でうどんを食べた。
そしてフリマかと思うほどみかんが大量に投げ売りされており、めちゃくちゃ安かったので一袋買った。
背中がさらに重くなったけどまぁなんとかなるだろう。

どうやらこの島はみかんの栽培が盛んのようだ。

そうそう、神社に向かう途中、道に迷ったらこんな素敵な廃屋に出会った。

再び多々羅大橋の下まで戻ってきた。まだ14時か…。

 

「お、ちょうどいいところにファミマがあった。珈琲でも飲んでくか」

 

なんとこのファミマ、店舗の横に休憩所のようなイートイン(って言うかイートアウト?)があり、全席オーシャンビュー!!

優雅なティータイムによってHPが3ぐらい回復。さ、出発だ。

うぉ!!

多々羅大橋の上はHOT LIMITのMVが撮れそうなほどの強風だった。

飛ばされたら一巻の終わり。万事休すである。

この旅が試練であることを忘れていた報いだろうか。

あまりの強風による自動手ブレ機能を必死で抑えながら撮った一枚。

ついに本州・・広島へ入った。グッバイ四国!!

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そして生口島へ

生口島を宿に選んだのは、距離的に中間だったことと、最も栄えている瀬戸田にそこそこ宿やお店が多かったのが理由である。

しかしこんな順調に着くとは思わなかった。

これ本気で走れば一日で走破できたな。

橋から瀬戸田までは少し距離があった。
途中、なんだかよくわからない廃バスが停まっていた。

(2ページ目へ続く)

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