のどかすぎる城下町。筑前の小京都『秋月』を歩こう

福岡県朝倉市の中心部からクルマで約20分。
周囲を山に囲まれた盆地に、美しい自然景観と調和したのどかな城下町がある。

秋月(あきづき)

春は桜、秋は紅葉。年間30万人が訪れる、福岡では屈指の景勝地として知られる場所でもある。

北から山越えでアクセスしたら、途中でぱらぱらと雪が舞ってきて肝を冷やした。なんとか路面凍結に遭うこともなく、無事に秋月に到着。

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秋月城の歴史

武家屋敷「久野邸」

秋月城の歴史は古く、鎌倉時代に秋月氏が「古処山」に山城を築いたことに始まる。しかし、1587年、秀吉の九州征伐によって16代約400年に渡って続いた統治が終わりを迎え、古処山城も廃城。

江戸時代に入り、1623年からは福岡藩黒田氏の領地となり、古処山の山麓に城(陣屋)を築いた。
現在残る城下町の町並みは、この黒田氏が整備したものである。

かつて月見の宴が催された「月見坂」

江戸を経て、明治までは城下町として賑わいを見せていたものの、主要幹線から離れた立地が仇となり、近代化から取り残された。

その結果、城下町の町割りや武家屋敷など、城下町の面影を色濃く残すことになり、平成10(1998)年には「城下町」として“まち全体”が重伝建となった。

そんな秋月城下町。全国おなじみのテンプレだけど「筑前の小京都」と呼ばれている。
標高が結構あるので普通に寒かった。

江戸時代の堀「兜堀」の跡

山間の城下町だけあって、とにかく自然が豊か。近年は古民家カフェなんかもできたりして若者ウケもいいそうな。

武家屋敷や土塀、石垣なんかもあるにはあるけど、ここはどっちかと言うと四季折々の自然とのんびりとした時間の流れを楽しむところ・・じゃないかと。

杉の馬場

秋月城址の登城路だった「杉の馬場通り」。
500mほど続く、圧巻の桜のトンネル。春に来たかった…。

秋月城は明治4年に廃城になり、現存するのは堀、石垣、長屋門あたりのみ。

苔むした石垣が重ねた歴史を物語る。

嘉永3(1850)年に建てられた長屋門。
建てられた当初の位置に残る、唯一の史跡だそうな。

隣接する垂裕神社には「黒門」と呼ばれる大手門が移築された状態で残っており、こちらも見どころ。(写真撮ってなかった)

通りにある秋月博物館。歴史を学びたい方はこちらもどうぞ。

この杉の馬場通りは花見の時期にはイベントも行われるので、訪問を検討される方は桜に合わせるのもよいかも。

続いて商店街の街並みを見に行ってきた。

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