新銀座商店街。
大牟田駅から徒歩10分ほどの、大牟田川のほとりにそれは立っている。
2ndステージを抜けて振り返る。なかなかの強敵だった。
いよいよ、残すところ最終ステージである。
3rd Stage
のっけから廃レベルなアイテムが出てきた。
この自転車に乗っていた子供も、ソファーを使っていた家族ももうここには居ないのだろう。
電車で博多へ遊びに行き、帰りにここで寿司を食べた昭和のファミリー。
そんなストーリーを思い描いてみる。
ここに住んでいた人、通っていた人たちは皆どこへ行ってしまったのだろうか。
人がいなくなっても建物は残り続ける。
宮原坑での採掘を終えたあとも、三池炭鉱自体は平成9年の閉山まで稼働していた。
しかし、閉山後に完全に基幹産業を失った大牟田の厳しい現実を、ここへ来たことで突きつけられた気がした。
やはり人口の減少も著しく、財政状況も芳しくないようだ。
炭鉱の置き土産とも言える新銀座商店街。
見たい方は、早めに足を運んだほうがいいかもしれない。
レトロは急げ、である。
周辺も渋かった
新銀座商店街はすでに入口の時点で常軌を逸した外観をしているが、周辺の路地もなかなか趣深い感じだった。
右側の密集建築群が商店街の裏側。
ウィスキーが50円・・( ゚д゚)
朝の散歩は気分がいい。
きっと2019年はいい1年になる。そんな予感すら感じさせる最高の路地裏風景だった。
大体見たので、最後に川沿いの様子を眺めて締めるとしよう。
川沿い、つまり反対側の裏側も見ごたえ満天。
凝視してると頭痛くなりそう。。
大牟田川のほとりにて。
右手に見えるのが新銀座商店街。
旅も残すところあと半分となった。
歴史散歩的な前半とはガラッと変わり、後半は商店街・アーケードが多い。
乞うご期待。
[訪問日:2019年1月1日]
コメント