南国の楽園…石垣島の赤線跡「18番街」を歩く

沖縄県
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石垣島の赤線跡「18番街」を引き続きぶらぶらと歩いた。

八重山諸島と言えば、日本最南端の有人島「波照間島」である。
それゆえ、18番街は『日本最南端の赤線地帯』と呼ばれていたそうだ。

ちなみに、日本最西端の与那国島も八重山諸島だ。
このあたりは、直線距離で言うと沖縄本島よりも台湾のほうが近い。
あぁ、ホントに日本の最果てまで来たんだな。

異様なまでのスナックの多さが、元色街だったことを示唆している。

今はどうか知らないが、ここも昔は“そういうホテル”だったそうだ。

沖縄旅行に出かける直前、5年間使ったミラーレスカメラをニコンからキヤノンへ新調した。
このブログの、おそらく8割以上の写真を撮ってきた相棒の世代交代。

売りに出したとき、脳内ではドナドナがイントロからアウトロまでフルコーラスで三回ぐらいループしていた。さらば相棒。

狭い路地で建物を撮るとき、距離を十分に確保できず全体が写らないとかそういうことがよく起こる。

新しい相棒は、広角側の画角が劇的に広がった(意図してそういうカメラを選んだ)のでそのあたりがかなり解消し、まち歩きが一層楽しくなった。

 

何という奇抜な外観だろうか。
これはなかなか…。

壁の低ビットな図形がインベーダーゲームのキャラクターにしか見えない…。

島を原付で一周して思ったのは、石垣島は思った以上に都会だったことだ。
大手チェーン店もかなり進出していて、本州の地方都市と大差ないぐらいだった。

人口も5万人と規模的にはなかなかのものだ。
この街が本来の役目を終えたとなると、島の人たちはどこへ遊びに行っているのだろうか。

そのあたりが少し気になった。

夜に来たら、もしかしたら全然違う表情を見せてくれるのかもしれない。
行程上それは叶わなかったが、日本最南端の赤線跡で見たのは水で薄めたような長閑な昼下がりの風景だった。

 

お昼は予め調べておいた石垣牛の店に入った。
早朝、関空でパンを食べただけだったのであっという間に胃袋に収まった。

3泊4日の沖縄遠征。
暑すぎるという唯一の誤算はあったものの、旅は順調な滑り出しだった。

このあと、島の絶景をひとしきり楽しんでから再び離島ターミナルへ戻ってきた。
次の島へ行くために。

[訪問日:2019年3月21日]


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