赤瓦屋根の集落が美しい八重山諸島の竹富島。
自分の足で歩くのもいいけど、この美しい島はぜひとも水牛に乗ってめぐってほしい。
水牛観光は、「竹富観光」と「新田観光」の2社が展開している。
コースが微妙に違うだけでどっちを選んでも大差ないようなので、なんとなく新田観光を選んだ。
時間枠で人数が決まっており、結構混雑していたので1時間ぐらいの待ち時間があった。
水牛でめぐる重伝建の島
ただでさえ重そうな車に20人近い人が乗っているので、総重量は優に1トンを超えているだろう。
それを力強く引く水牛。道は細く、微妙な傾斜もある。
角を巧みに使ってブレーキをかけ、交差点ではちゃんと前方確認をしてから曲がる。
狭いコーナーも、内輪差を意識しながらぶつけることなく鮮やかに通り抜ける。
人が歩くより遅いぐらいのスピードだが、水牛に引かれ、ガイドさんの話と三線の音色を聞きながらめぐった重伝建の美しい集落。
それはもう、何物にも代えがたい素晴らしい経験だった。
とまぁ、ごちゃごちゃ文字で書いても伝わらんと思うのであとは動画でお楽しみください!(短めですが)
この子が島を案内してくれた水牛さん。
名前は「ピー助」。
ありがとな~!お疲れさん!
水牛車を引くのは結構な重労働のようで、水浴びや昼寝が欠かせないようだ。
考えてみたら365日働かされてるんだから、ブラック企業で働く社畜と変わらんよな・・いやそれ以上かw
名残惜しいけど島にいれる時間も残り少なくなってきた。
もうちょっと集落を歩いてから散策を締めることにしよう。
「ここは本当に日本なんだろうか…。」
「日本にもこんなところがあるんだな。」
沖縄は本島しか来たことがなかった。
初めての離島だったこともあり、“沖縄の原風景”とも言える目の前の景観に衝撃を受けっぱなしだった。
ちょっとでいいから住んでみたいな、と思えるほどに完全にこの島の虜になっていたと思う。
だって、帰宅後に「竹富島 移住」でちょっと本気で調べてみたぐらいですから(笑)
あとそうだ、水牛車のガイドのおっちゃんから聞いた話。
竹富島には交番も駐在所もないらしい。住人同士でトラブルとか起こらないんでしょうな。いやはや素晴らしいこと。
白砂の道路は、毎朝住人がきれいに掃いて整えているとのこと。
観光で訪れる側としては、敬意を払わないといけないところですね。
建物には入口がなくて、「マイヤシ」と呼ばれる魔除けの石積みが立っている。
これね。
島には病院がなく(小さな診療所がひとつある)、気軽に医者にかかることができない。
魔除けには、そう言った島特有の事情も関係しているそうだ。
猫があまりにも無防備すぎて和む。
向かいにある「西塘御嶽」。
沖縄特有の御嶽(うたき)は祭事を行うための神聖な場所。
歩き疲れたので小休止。
ベタすぎるけどさんぴん茶とちんすこうアイスで。
竹富観光の水牛車に遭遇。
絵になるなぁ。
水牛さんは今日も肉体労働頑張ってます!
お昼は「竹の子」というそば屋に入った。
まぁ、そば屋って言ってもここは沖縄。
頼んだのは「八重山そば」。
ソーキそばとの違いは、ソーキが豚のスペアリブなのに対してこっちは豚肉の細切り。麺もストレートで、八重山諸島独自のもの。
そんなわけで、色々書いてきた竹富島訪問記もここに完結。
最後までお読み頂きありがとうございました。
[訪問日:2019年3月21・22日]
コメント
ごぶさたしています、ああ、、、ここも一度行きたい、、、
去年千葉の災害時期、長期停電中に予約した奈良井宿泊まってきました。
ある意味逃亡!
何日ぶりの風呂はよかった、、、風呂上がりの街並み散歩は格別でした。
島キャパに対して観光客多いのですね、
現在コロナで観光業界破綻していますが今後ど~なるのかな?
現在セミリタイヤ中、毎日自宅でのんびりです。
お久しぶりです!
あのときの千葉は大変でしたね。
あぁ、夜の奈良井は最高だと思います。機会があれば泊まってみたい。
竹富島は、島民以外は入島を禁止してました。あのへんの離島は軒並みそうだったと思います。
観光で成り立つ島だからちょっと心配ですね。
コロナ落ち着いたら是非行ってみてください。