スローな時間を楽しむ。古き良き沖縄が残る離島『竹富島』訪問記

沖縄県
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沖縄遠征二日目は、竹富島で朝を迎えた。
民宿で朝食を頂き、9時頃に観光へとくり出した。

15時過ぎのフェリーに乗ることだけは決めていたが、それまでは完全なノープランだった。

とりあえず集落内は隈なく歩くつもりだったが、6時間もあればまぁなんとかなるだろう。

美女クヤマ生誕の地

観光に先立ち、島の歴史や集落に関する基礎知識を学んでおこうかと思う。

と、その前に島で一番有名な観光名所、赤山公園の「なごみの塔」に行ってきた・・ところ

2016年から老朽化で上に上がれなくなっていたorz

という訳で、中途半端な高さだけど塔の真下から。

なごみの塔は、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)となった赤瓦の集落を一望できる絶景スポット。しかも「登録有形文化財」にもなっている。
写真でよく見かける竹富島の風景は、この塔から撮影されたもの。

早く直るといいですね。

なごみの塔は上がれないけど、すぐそばの土産屋さんが屋上を開放している「あかやま展望台」に行けば、ちょっと低いけど同じような景観が楽しめる。

入場料が100円かかるけど、なごみの塔の真下よりかは高さがあるので行ってみてはいかが。

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竹富島を知る

竹富島はサンゴ礁が隆起してできた島で、一周9.2km。集落は島の真ん中からやや北西部にあり、外周道路が一周3kmちょっと。

東集落(アイノタ)、仲筋集落(ナージ)、西集落(インノタ)と3つの集落があり、人口は354人。(令和2年3月時点)

水牛車

主要産業は観光業で、鉄板は何と言っても水牛車。

20軒近い宿泊施設があるが、小さい島で町並みと水牛車がメインになるので、石垣島に泊まって日帰りで来る人のほうが圧倒的に多いようだ。

世持御嶽

町並みは木造の赤瓦民家を基調とし、サンゴの石垣と白いサンゴの砂を撒いた沖縄の原風景とも言える景観集落で、1987(昭和62)年には「島の農村集落」として重伝建に選定された。

たけとみ民芸館

観光公害(オーバーツーリズム)についても書いておきたい。

人口350人の島を訪れる観光客は年間約50万人。
平均すると、1日1300人の観光客が訪れている。

観光開発を推進したいデベロッパーに対し、受け入れ側はキャパオーバーとして入島制限を設ける声が根強い。

昔は静かだった島に人が溢れすぎて、地元住人の生活の場が脅かされている。ゴミが増え環境破壊も危惧されている。

石垣島からの海底送水で水を賄っている事情から、大型施設や観光客の増加を不安視させる「水問題」。

元々竹富島では、祖先が苦労してつくってきた沖縄の原風景を守っていくために、1986年、「売らない」「汚さない」「乱さない」「壊さない」「生かす」を基本理念とした『竹富島憲章』を制定した。

重伝建になったのも、それが評価されてのことだった。

竹富小中学校

こうした現実や島民の本音を、ほとんどの観光客は知らない。
無論、観光業に従事する島民たちも観光客には見せない。

観光業の担い手は島の人たちである。
美しい自然や景観を維持しているのも、他ならぬ島の人たちだ。

ンブフル展望台(工事中だった)

その島民たちの思いや声を無視する観光開発には、筆者は断固反対の立場である。
事情を理解しない人を受け入れるためには、入島制限もやはりやむを得ない。

そんな考えなので、去年9月に竹富島が入島料の徴収を始めたと聞いたときはすごく嬉しかった。

仲筋集落(ナージ)

とは言え、任意徴収なのでそこまで回収率はよくないだろうなと思っていたら、最近のニュースによれば1割ぐらいしか払ってないそうだ。

港の券売機で買うシステムと聞いて、さすがにそれはダメだろう、と。
フェリー代に乗せて選べるようにするとか、水牛観光に乗せるとかやり方を変えないと収受率は上がらなそうだな、と思った。

4割まで上がれば年間約6千万円になるようなので、自然環境保全や開発を防ぐ土地取得にも使えるし、担い手が少ない観光業に投資したりと役立て方も増えるだろうから・・みんな払おうぜ、ってこの場を借りて言っておきます(小声)

サンゴの石垣に白砂の道。
ハイビスカスや防風林としてのフクギが寄り添う。

あぁ、なんて美しい集落景観なんだろう。

今いるのが南側にある仲筋集落(ナージ)。
ここだけが少し離れていて、店も観光客も少なく静かだった。

 

ナージから西へ向かうと、沖縄でも屈指の美しさを誇る「コンドイ浜」にたどり着く。

まさに楽園のような美しさだった。

西桟橋もご覧の通り。

こんな美しい島に観光客が持ち込んだゴミが散乱する姿は、部外者の自分とて絶対に見たくない。
何としても守らなければいけない…。

 

(3ページ目へ続く)

最後はいよいよ水牛車!

コメント

  1. maru より:

    ごぶさたしています、ああ、、、ここも一度行きたい、、、

    去年千葉の災害時期、長期停電中に予約した奈良井宿泊まってきました。
    ある意味逃亡!
    何日ぶりの風呂はよかった、、、風呂上がりの街並み散歩は格別でした。

    島キャパに対して観光客多いのですね、
    現在コロナで観光業界破綻していますが今後ど~なるのかな?

    現在セミリタイヤ中、毎日自宅でのんびりです。

    • machii.narufumi より:

      お久しぶりです!
      あのときの千葉は大変でしたね。
      あぁ、夜の奈良井は最高だと思います。機会があれば泊まってみたい。
      竹富島は、島民以外は入島を禁止してました。あのへんの離島は軒並みそうだったと思います。
      観光で成り立つ島だからちょっと心配ですね。
      コロナ落ち着いたら是非行ってみてください。

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