久しぶりに呉を訪れた。
と言っても2年半振りぐらいか。
懐かしさに駆られながらも、よく考えてみたら前回は御手洗に行く途中に通っただけで、そう言えば何も見なかったな、と。
そんな呉を、このときはちょっとだけ歩いた。
まぁ、とは言え筆者が立ち寄るのは商店街か古い集落、はたまた赤線跡なんかと大体相場が決まっている。
まずは商店街を見てみた。
れんがどおり商店街
駅や市役所からもほど近い、市の中心部にある「れんがどおり商店街」。
立派なアーケードだなぁ。レトロも“レ”の字もないじゃないか…。
「れんがどおり」の名は、路面が36万個のレンガを敷き詰めて出来ていることにちなむそうで、正式名称は『呉中通商店街』。
いつからあるのかは知らんけど、アーケードは1990年に完成したそうな。
平成2年か。
脇道なんかも含めて付近を歩いてみると、それなりに歴史がありそうな痕跡をちょろちょろと見かけることができる。
こう言うの見ると絶対写真撮る人いるよね。(おまえだろ)
このとき初めて知った呉市の公式キャラクター、その名も「呉氏(くれし)」。
従来のゆるキャラの概念を根底から覆す強烈なビジュアルと圧倒的なインパクト。
端的に言うと、名前もデザインもすべてが雑すぎる。
だが、それゆえに個性が際立っており、ひと目見たら忘れられない強烈な存在感を放っている。
これは、見事だ。(最終的に褒めてます)
かつて映画館があったと言うパルス通り。
ここはいい感じに古いですね。
れんがどおりは全長400mちょっとの商店街。
アーケード内は真新しい店ばかりで、むしろ脇道のほうがメインと言えるかも。
そうそう、こういうのが見たかった。
これな!
いいね!
ところで呉と言えば、海軍だったり戦艦大和(大和ミュージアム)だったり、はたまた近年だと『この世界の片隅に』だったりするんだけど、離島もあったりして町並みや集落もなかなか見逃せなかったりする。
個人的にはそっちのほうが興味が強い。
御手洗も実は呉だし、あのとき安芸灘大橋から大崎下島まで走ったルートは「安芸灘とびしま海道」と呼ばれていて、海、島、集落と日本らしい景観が楽しめるまさに最高のドライブコース。
こっちもこっちで、また日を改めてのんびり回ってみたいと思っている。
観光案内所には「この世界の片隅に」のロケ地マップが置いてあった。
このときちょうど『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のほうが公開延期されてる最中で、案内所のおばちゃんから映画にまつわる話をいくつか聞かせてもらった。
呉と言えば海軍カレーらしいので、お昼はカレーにした。(個人的には海軍カレーは横須賀だろうと思うけど)
と思ったら、呉のは“海自カレー”だそうな。
美味しゅうございました。
そして最後にこれだけは言っておきたい。
この動画は、この動画だけは・・絶対に再生しちゃいけない。
呉に行きたくなっても知らないよ。
あ~、クッソ笑ったわw
[訪問日:2019年6月30日]
コメント
おや?ここもしかして、浜田省吾さんの「Money」の舞台?あれ、メチャクチャロックで、歌詞もカッコいい!
へ~。浜省さんって青春時代を呉で過ごしたんですね。初耳でした!
世界の片隅での女郎屋さんは、士官さん達の高級女郎屋です。れんがどおりを灰ケ峰の方向に抜け、栄町商店街を抜け、朝日町付近です、春は桜並木、堺川沿いには柳並木と風情が有ります、川原石や吉浦にも女郎屋さんが有りました、こちらは庶民系だと!呉市の条例で風俗系の規制が厳しくなって、ヤクザさん達は広島市内に行ってしまいましたとさ!浜省は竹原出身で高校のみ呉だと思います!?