いざ、仕事納め。小田原の花街「宮小路」を歩いて一年を締めくくった話

神奈川県
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というわけで、引き続き小田原「宮小路」の街並みを眺めていきませう。

さすがに昼間は人が少ない。
と言うか、こんな日にこんなとこ歩く酔狂な人間は他にいないよな。

いや、2~3人ぐらいは思いつくかな・・w

ただまぁ、実際のところ夜もそんなに景気が良いわけじゃないみたいですけどね。
結局駅から遠いし、わざわざここで飲んでこうって人もそんなに多くないんじゃないかな、と。

面白い建物。

奥まった入口が“っぽさ”を感じさせる。

戦前かな?って感じの元商店。

擬態してるけど、料亭か待合だっただろオマエ、って感じの建物。

松原神社の鳥居。

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青物町商店街

その名の通り、城下町時代に野菜市が開かれた青物町。

ちょうどこの商店街が宮小路の東端にあたる。

青物町交差点の角に建つ気になる建物。
元旅館かなぁ。料亭とかではないような。

で、清風楼の入口もこの商店街にあるんだけど、その少し先に気になる小料理屋が。
何が気になるかって?

これですよ、これ。

まさかの料理店鑑札

Googleマップ上では飲食店ではないんだけど、営業してるとかしてないとか・・
やってるなら入ってみたいな~。

 

青物町交差点を西へ行くと1号線にぶつかるんだけど、この通りに小田原宿の案内板があって、「そう言えば小田原って宿場町だったな…」と思い出した。

これはこれでいつかちゃんと歩いてみたいな、と。

小田原宿なりわい交流館

明治26(1893年)創業「かつおぶし博物館(籠常商店)」

さくっと歩いて目についたのがこの2軒。

ちなみにこの呉服店も結構な老舗だそうで。

 

さて。1号線を渡り、一本北の路地へ入るともう一軒宮小路の名残に出会う。
それがこちらの料亭「柏又」。

創業は明治初期だそうな。

これで見たかったものは大体見れたので、もうちょっとだけあたりをぶらぶらして締めやしょうかね。。

1号線沿いで江戸初期から営業を続ける小西薬局さん。
今の建物は大正14年頃だそうな。

そして忘れちゃいけない小田原城・・

 

ではないんだけど、「これ小田原城だよ」って言えば結構な人が信じそうだよな。。笑
ちなみにこちらは室町時代から続く「ういろう」屋さん。

ういろうと言えば名古屋だけど、実は小田原にもあるんですよ。
知ってました?

普通に美味しいので是非買ってみてくださいな。

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最後に

という訳で、宮小路とその付近をざっと歩いて2020年の仕事納めと相成りました。

宮小路については、旧知の仲である『知の冒険』の丹治氏が世界一詳しい記事を書いてるので是非ご一読いただきたく。

っていうかね、この記事読んだあと正直「何書いても無力じゃん…。」とw
なんだかんだ無理やり書いちゃったけど、それぐらい彼の記事はすごい。

調べる力もまとめる力も半端ないし、そして行動力もすごい。
もうね、何一つ勝てんw

ちなみに神奈川の鑑札を知り尽くしてるのも彼

清風楼と柏又さんもしっかり訪問されているので、併せてどうぞ!

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[訪問日:2020年12月31日]


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